過去ログ - 【艦これ】提督「続投しましたけど…」
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587:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:21:04.30 ID:a2V6/jCW0

大淀たちは待ちきれなかった。
提督からの連絡はついに来ず、やがて正式な帰国の日となった。
いつも通りの商船護衛任務での帰国である。
当然提督が戻ってこないことで夕立は荒れ、涼風は明確に落ち込んだ。
以下略



588:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:22:16.75 ID:a2V6/jCW0

叢雲が目覚めると、海の上だった。
記憶が混乱していた。
…自分はあの化け物じみた女に負けたはずである。

以下略



589:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:22:55.55 ID:a2V6/jCW0

「?!!」

呼びかけた艦娘は急回避する。
彼女は叢雲に叫んだ。
以下略



590:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:23:59.61 ID:a2V6/jCW0

「え?」

ありえなかった。
体が勝手に動く。
以下略



591:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:24:44.36 ID:a2V6/jCW0

「…なんだ?!」

同じく海上を航行していたグラーフは思わず声を上げた。
明らかな砲撃音。
以下略



592:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:25:39.27 ID:a2V6/jCW0

砲撃の音は由良たちにも届いた。
旗艦である大淀は驚く。

こんな近海で何故?!
以下略



593:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:26:06.43 ID:a2V6/jCW0

「どいてください。明石。なんのつもりですか?」

「やーです」

以下略



594:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:26:36.81 ID:a2V6/jCW0

「私の役目は、みなさんを時間まで止めておくことなんで…当然行かせません」

その発言に由良が言った。

以下略



595:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:27:12.86 ID:a2V6/jCW0

その言葉で、由良はハッとした。
今回の作戦を指揮した少将の乗艦を襲うこと。
そして、提督が死ねる理由。
なによりも、ここで明石が止める意味。
以下略



596:名無しNIPPER[saga]
2016/08/20(土) 22:28:50.84 ID:a2V6/jCW0

「どいってったら、明石!提督さん、死ぬのよ?!止めなきゃ!」

明石はそんな夕立を見て、並ぶ仲間を見る。
その目は笑っていなかった。
以下略



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