857: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/08/31(水) 04:19:36.35 ID:Gc294ckW0
「…流石に狭いか」
放浪者は、朝早くからメンバー全員を応接室に集合させた。来た当初は全員を一室に集めても、スカスカだったことを思えば、今目の前にいるメンバーは彼と、そして山中が行ってきた結果だった。
「なンかあっタっすか?」
858: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/08/31(水) 04:55:10.12 ID:Gc294ckW0
付き合わせて悪かった。そういった放浪者に佐田は本当になといいながら顔を横に向けた。節目として行った一本締めの後、メンバーを解散させてから少し彼は元々不機嫌そうな印象が、またやや濃くなっていた。
「私が略奪するような集団にいたことの、当てつけのつもりか。お前さん」
もちろん、放浪者にそんな意図はないが、彼としてはやはり気になるところなのだろう。だからこそ、やや咬みつくかのような嫌味で言ってきているように、放浪者は感じられた。
859:名無しNIPPER[sage]
2016/08/31(水) 04:59:57.88 ID:WZVlgivA0
井門も平山もフェイも抜けたとは言え、元は略奪するグループに属してたな。
正直忘れてた
860: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/08/31(水) 05:21:51.97 ID:Gc294ckW0
四百九十七日目
正月を迎えた。今日は拠点自体の活動を休止にしている。いつもなら研究所へ向かうのが、俺のいつもの流れだ。しかし、佐田さんという新たな生存者がいることもあり、今日は行かずにのんびりと拠点を過ごすことにした。
あとは新年を迎えたということもあり、メンバーを集めて一本締めをした。あまり変わり映えのしない日々を送れば、だらけた気持ちが心の中に入ってくる。それは結局油断を生んで、ロクでもないことが起きるのは目に見える。
861: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/08/31(水) 05:38:15.87 ID:Gc294ckW0
一ノ瀬DIARY JAN.1(お正月)
お正月ー。残念なのはお餅とかはまだ作れるようになってないことかな。でも、作れるようになるには稲と水田が必要なんだよね。水ってどう引いてくればいいんだろう。水道は蒲谷さんでも無理だよね。
そう考えるとお米って結構特殊な食べ物なんだなぁ。折角文明を復活させるっていう目的でやってるんだから、そう言うのもどうするかとか、考えないとダメかな。
862:ブレイクタイム ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/08/31(水) 06:02:41.54 ID:Gc294ckW0
【拠点拡張計画】
「…ふーむ」
「どうしたんですか放浪者さん」
863: ◆9W6PAVDo7.[saga sage]
2016/08/31(水) 06:08:03.43 ID:Gc294ckW0
>>856
ミュータントとか変異体見てても、なんじゃここと言わせる。それが拠点
佐田さんは残ったとして、研究所の存在知ったらいきたそうよね。
864:名無しNIPPER[sage]
2016/08/31(水) 22:58:07.72 ID:7D1gANpp0
夏は紫の野菜ジュースが美味い。身体が求めてるのか、クセになってるだけなのかは分かってないけど
865:名無しNIPPER[sage]
2016/08/31(水) 23:44:00.52 ID:q3FIgROFO
乙
放浪者がまったり休むとか初めて言った気がする
866: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/01(木) 04:12:20.02 ID:SaoHTReK0
四百九十八日目
研究所に訪れて、定例会議を行う。研究所から何かの要望があり、別途対応するような任務は今のところない。パラノイアに集中したいこちらとしては、ありがたい事ではあるが。
拠点については引き続き休みを取るよう指示してある。まぁ、まだ正月期間なのとメンバーには連休をやれてなかったこともある。いい機会だろう。俺も一日休めたことだし、今も会議で研究所に来ただけの実質休みのようなものだからな。
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