過去ログ - P「真美は合法、亜美は非合法?」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:20:46.33 ID:XzStQYvUO
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:21:49.85 ID:XzStQYvUO

「真美は合法、亜美は非合法」


とある掲示板を見ていたら、こんな書き込みを見つけた。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:22:48.26 ID:XzStQYvUO

ファン(おそらくファンだと思う)は何を以って真美を合法、亜美を非合法と判断したのだろうか。

現役中学生に、いや、未成年に手を出す事自体が法に触れる事だと思うのだが。

以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:24:00.66 ID:XzStQYvUO

P「……コーヒーでも淹れるか」

朝、まだ誰もいない事務所で一人つぶやいて給湯室へ向かう。

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:25:22.44 ID:XzStQYvUO

そういえば、ここのところ真美の様子が微妙に変化しているような気がしないでもない。

なんというか、前ほど物理的な接触が減ったというか、恥じらいを覚えたというか。

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:27:44.58 ID:XzStQYvUO

亜美はどうだろうか。

あいつは今でも所構わず俺にベタベタしてくるし、イタズラをして律子に怒られているところもしょっちゅう見かける。

以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:30:54.13 ID:XzStQYvUO

P「おはよう亜美。ここだここ」

給湯室から顔だけ出して亜美に軽く挨拶する。

以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:32:58.07 ID:XzStQYvUO

一種の儀式のような朝の挨拶が終わると、亜美は俺が手に持ったカップを見て言った。

亜美「兄ちゃんおいしそーなの飲んでるね。亜美にもちょーだい」

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:34:57.65 ID:XzStQYvUO

ソファへ行くと、亜美はすごい体勢で寝転がって携帯ゲーム機に熱中していた。

毎度の事だがまるで我が家のようなくつろぎ方だ。

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:37:26.64 ID:XzStQYvUO

亜美「あ、それよりもさ」

亜美は一口紅茶を啜ると、ゲーム機の電源を切りソファから降りた。

以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:39:40.70 ID:XzStQYvUO

自分のデスクへ戻った俺はPCの掲示板を開いたままだった事を思い出し、慌てて画面を閉じた。

今はまだ亜美しかいないが、そのうち他のアイドルも来るだろう。

以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:41:16.34 ID:XzStQYvUO

カチカチ、カチカチ。

亜美がボタンを押す音と、俺がマウスをクリックする音。

以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:44:46.83 ID:XzStQYvUO

それから少しして、芸能記事に飽きた俺はすぐ目の前の亜美の後頭部を観察してみた。

千早のようなサラサラした髪というよりは、艶とハリのある滑らかな髪質。

以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:46:34.62 ID:XzStQYvUO

そして鎖骨のさらに先の方には、ささやかな膨らみが二つ、服の隙間からその姿をちらりと覗かせていた。

特別大きいという訳ではないが、中学生でこの大きさならばこれからの成長に大いに期待が持てる。

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:49:17.73 ID:XzStQYvUO

盛大に吹いたコーヒーは、目の前の亜美にもれなく吹きかかる。

それを全身で受け止めた亜美の服には、大雨に降られたかのようなシミができた。

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:50:48.59 ID:XzStQYvUO

その後出勤してきた他のアイドルたちは、みんなそれぞれに状況に戸惑っていた。

春香、やよい、雪歩はなんとか亜美を宥めようと右往左往し、響と真は仕方ないなぁといった感じで傍観し、千早は訝しげな目でこちらを見つめ、伊織は呆れた様子でため息をつき、あずささんは「あらあら」と言うばかり。

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:53:19.20 ID:XzStQYvUO

律子「おはようございまーす……って、あら? プロデューサー殿が亜美に説教されているなんて、なかなか珍しい構図ね」

律子が来たところで、ようやく俺は亜美のお説教から解放される事になった。

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 18:56:19.43 ID:XzStQYvUO

なかなか血流の戻らない足を叩いていると、真美が声をかけてきた。

真美「兄ちゃんおはよ。タイヘンだったみたいだねー」

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 19:01:22.78 ID:XzStQYvUO

夜。今日の仕事がひととおり終わり、アイドルたちが三々五々と家路につく時間。

「お疲れ様でした」の挨拶が事務所のあちこちに飛び交う。

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 19:03:03.20 ID:XzStQYvUO

亜美「逃げようったってそーはいかないよ、兄ちゃん?」

P「俺は逃げも隠れもしないさ」

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/05/02(月) 19:05:15.78 ID:XzStQYvUO

俺が先に入り、後から入ってきた亜美が後ろ手に扉に鍵をかける。

これで俺は亜美を倒す以外にここから出る手段はなくなった訳だ。

以下略



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