過去ログ - ちひろ「嘘つきは恋の始まり」
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1: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 19:02:44.19 ID:0akAwACi0
モバP(以下P)「総勢200近い人数ともなると書類の整理が予想以上に大変だな。下手にアイドルに手伝わせたりして書類が行方不明になったりしたら本末転倒だし、自分で片付けるしかないんだよなぁ......」

P「これは四ヶ月前の企画か、終わったから捨ててよし。住所変更する前の履歴書はシュレッダー用、と。アイツ横浜に引っ越したんだっけか、羨ましい」

P「見覚えのない書類があるな......晶葉の申請書か。そういや企業に提供するからって申請書頼んでたな」



ガチャ



池袋晶葉「おはよう、助手」

P「晶葉?お前今日は仕事.......」

晶葉「オフだろ?知ってるさ。何、ちょっとラボに用事があってな」

P「そうか。晶葉、この書類に記載されている発見器はもう完成しそうか?」

晶葉「今日中に終わらせる予定だ。そのために今日来た。とは言っても後は試験運転するだけなんだが、いかんせん被験者が見つからなくてな。宜しくばここの誰かに手伝いを頼もうと」

P「俺なんかどう?」

晶葉「さすがは助手、そう言ってくれると信じていた」

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2: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 19:37:10.33 ID:0akAwACi0
晶葉「これなんだが」コトッ

P「案外小さいのね。しかし嘘発見器なんて既に存在する物を何故あえて晶葉に依頼したんだろう。晶葉ならもっと概念をねじ曲げた発明をするのに」

晶葉「何でも体が司法に反するが如く人間も嘘をつくのが得意になってきたんだと。網の目を潜るというか、現在FBIが取り調べの際に使用している嘘発見機の穴を利用して逃げ切る輩が増えたらしい。だから最新鋭の嘘発見器の製作を頼まれたんだ」
以下略



3: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 19:54:10.56 ID:0akAwACi0
P「このメトロノームみたいなのは何?」

晶葉「血圧や脈拍から表れる動揺をわかりやすくするためにメトロノーム型にしたんだ。正常なら動かないが、動揺の程度によって横に振る力が大きくなる」

P「確かに分かりやすい。これの名前は?」
以下略



4: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 20:58:28.98 ID:0akAwACi0
晶葉「これでバッチリだ。方法はさっき説明した通り。覚えているな」

あずき「晶葉ちゃんの言うことに全部『いいえ』で答えればいいんだよね。動揺したらあのメトロノームが動く、っと」

晶葉「そうだ。では早速始めよう」
以下略



5: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 21:00:19.94 ID:0akAwACi0
晶葉「さて、三つ目の質問だが」

あずき「(次は動揺しないように.....)」

あずき「スーハー、スーハー.....」
以下略



6: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 23:10:48.21 ID:0akAwACi0
..........


P「なんてことだ.....なんてことだ......」

以下略



7: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 23:37:50.04 ID:0akAwACi0
伊吹「二人とも何やってんの?」

晶葉「嘘発見器の試験実験をしていてな」

伊吹「嘘発見器って、嘘がバレちゃうヤツ?」
以下略



8: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 23:47:19.64 ID:0akAwACi0
晶葉「さて、質問を始めよう」

伊吹「これをセットして、はいどうぞ!」

晶葉「まずは......」
以下略



9: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 23:48:39.58 ID:0akAwACi0
P「晶葉、次の質問」

晶葉「あ、あぁ.....」

晶葉「『恋愛映画を見るとつい憧れてしまう』」
以下略



10: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 23:50:49.63 ID:0akAwACi0
晶葉「さて次の質問にいくとしよう」

晶葉「『恋愛映画に主役として出てみたい』」

伊吹「いいえ」
以下略



11: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/02(月) 23:53:06.83 ID:0akAwACi0
P「恋をするのは生物として仕方のない生理現象ではあるがアイドルとしての自覚が足らないぞ伊吹ィ!今日本の人口約半分が死に至った!」

晶葉「慌てるな助手。何も確信ではない」

伊吹「そうだよ!今のはちょっとビックリしただけで」
以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2016/05/03(火) 12:07:39.87 ID:aeEz0czf0
あきえもんの胃痛がマッハ


13:名無しNIPPER[sage]
2016/05/03(火) 13:35:03.51 ID:DlkUZo0y0
むしろブラックコーヒーかコーヒー豆その物を支給した方が良さそうだな


14: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/03(火) 23:16:01.12 ID:xVsvv/yo0
P「運んできた」

晶葉「ご苦労」

P「あずきに続いて伊吹までもが青春の真っ只中にいるとはな.....高校生だし仕方なっ、いやいや、アイドルとしての自覚が足らなすぎる。しかし若い子に無理矢理『恋をするな』というのも難しい......か」
以下略



15: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/03(火) 23:56:37.30 ID:xVsvv/yo0
凛「どうして二人は恋について論争してたわけ?二人がそういう話するの、ちょっと意外」

晶葉「順を追って説明するとだな......」


以下略



16: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/04(水) 00:00:36.80 ID:T+c+6Sw50
凛「....で、これでいいわけ?」

晶葉「うむ、準備完了。それでは質問に移る」

晶葉「『事務所仲間や友達との関係は良好ではない』」
以下略



17: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/04(水) 00:15:02.21 ID:T+c+6Sw50
P「あっ、俺も質問していい?」

凛「いいよ」

P「『最近、グラビア撮影に調子がでない』」
以下略



18: ◆pfXZLdzkmE[saga]
2016/05/04(水) 00:18:16.51 ID:T+c+6Sw50
P「凛のグラビア撮影に違和感があった理由はなんだろうな」

晶葉「うーむ、恐らく.....」

晶葉「『久々にPがグラビアに立ち会ったため、緊張してしまったから』」
以下略



19:名無しNIPPER[sage]
2016/05/04(水) 05:09:45.38 ID:K1vajhLxo
動揺通り越してるやないか!


20:名無しNIPPER[sage]
2016/05/04(水) 09:01:57.22 ID:09EL6c6JO
しぶ犬尻尾でてるぞ


21:名無しNIPPER[sage]
2016/05/04(水) 09:09:02.57 ID:CdTwvj7O0
トゥルーオデッセイ君の出力120%突破!


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