過去ログ - 桃華「プロデューサーちゃまが危ない」
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10:名無しNIPPER[saga]
2016/05/15(日) 04:09:12.63 ID:kPHzuR48O
凛「…急にどうしたの?何か大事な話?」

P「そう身構えるな。椅子に掛けて、楽にしてくれ」

凛「ちょっと、気になるんだけど。何かあるなら勿体ぶらないで」

P「…最近、電話口で話し込むことが多いな」

凛「そ、そうかな…」

P「先程も、随分と楽しそうに電話していたが…相手は男か?」

凛「…!」

P「図星って顔だな…それじゃあ、もう一つ聞くぞ…その男とは恋愛関係にあるのか?」

凛「…だったら何?」

P「そんなんでアイドルを続けられるのか?」

凛「…!」

P「アイドルは夢を与える仕事だ。夢を与える力というのは、とても大きな力だ。しかしその分、大きな責任を伴う」

凛「私アメコミヒーローじゃないんだけど…」

P「ファンに等しく与えるべき夢が、一度恋人が出来るとそいつに大半が注がれてしまう。そして仕事で振り撒くのは残り滓だけ…それはファンを裏切る行為だ。俺の持論だけどな」

凛「…そうかもね」

P「なら、もう凛はアイドルに相応しい女の子とは言えないんじゃないか?」

凛「…プロデューサーの言いたいことは分かったよ。なるほどね。今までお世話になりました」

P「ちょっと待て、凛!俺はお前のプロデュースを止めるとは言ってないぞ!」

凛「…え?」

P「もし凛が、アイドルを止めてでもそいつと一緒になりたいというのなら、俺は…俺は応援するよ!」

凛「…プロデューサー?」

P「だけど、歌にダンスに芝居…今までお前の日々を彩ってきたものを簡単に捨てられるか!?出来るわけないよな、仕事をしているときのお前を見れば一目瞭然だ」

凛「…」


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