過去ログ - 高森藍子「菜々さんへの誕生日プレゼントが思いつかない……」
1- 20
39:名無しNIPPER[saga]
2016/05/15(日) 22:25:36.83 ID:5maGnF/Q0
大げさにしすぎた。

悩みすぎた。

最初は、あれこれ想像しながら、ずっと心を弾ませながら雑誌をめくっていたはずなのに。
いつしか日付が流れて、切羽詰まりだして、余裕がなくなって。
気がついたらものすごく大きな問題みたいに思えてきてしまっていた。

でも菜々は「大げさすぎる」と言う。そして加蓮は「同じ悩むなら、楽しみながら悩めばいい、忘れそうになったら意識するといい」と言う。

……そっか。

大切なことを忘れていた。
アイドルをやっている時も、学校に行っている時も、お散歩をしている時も。

「菜々さんっ♪ どこに行くか、いっぱいお話しましょう! 菜々さんがどこに行きたいのかも、私、教えてほしいですっ」
「キャハッ☆ 藍子ちゃんこそいっぱい教えてくださいよ! いやぁ最近の若い子がどういう物が好きなのかたまに分からなくなってインタビューの時とかも相手方にポカンとされて困――ハッ! い、いやいや別にそーいう訳じゃなくてですねぇ、その、いやほら単純に藍子ちゃんの話を聞いてみたいっていうかゴニョゴニョ……」

……ほんのちょっぴり、だいなしだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
44Res/43.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice