過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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◆7chPYS4ayA
[sage saga]
2016/06/18(土) 22:10:06.51 ID:FNh+H8Zv0
――パーティ当日 デロリアン
最後の荷物をトランクに詰め終わり、私はひと息吐きました。
今日は陽乃さんの指示のもと、夕方までホームセンターへ買出しに出かけていました。ちなみに移動手段は徒歩です。
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◆7chPYS4ayA
[sage saga]
2016/06/18(土) 22:10:52.84 ID:FNh+H8Zv0
陽乃さんが同調してくれました。その言葉に甘えて、ポシェットのお金で飲み物を買います。げっ、スポルトップがない……。
仕方ないので、缶のリアルゴールドで我慢します。たぶん、いや絶対足りないので2本買っちゃいます。ヤバいです、背徳感ハンパないです。あのリアルゴールドとか、すごいリッチになった気がします。これは陽乃さんには内緒です。
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156
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◆7chPYS4ayA
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2016/06/18(土) 22:11:36.70 ID:FNh+H8Zv0
私はデロリアンに戻ると、買ってきた缶のフタを開けます。プシュ、と缶から美味しそうな音が立ちました。
それをありがたく飲んでいると、陽乃さんの通信機が楽しげに車内を飛びまわりました。
陽乃「ふふふ、雪乃ちゃん達が付き合うところが見られるのかぁ。これは見てるだけで面白くなりそうだね」
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◆7chPYS4ayA
[sage saga]
2016/06/18(土) 22:12:24.55 ID:FNh+H8Zv0
陽乃「前回は家の事情でパーティに参加できなかったから、二人の付き合い始めを見てないんだよね。二人はどうやって付き合ったか知ってる?」
娘「そういえば、プロポーズの話はよくお母さんがしてくれますけど、そこらへんの話は聞いたことありませんね」
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158
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◆7chPYS4ayA
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2016/06/18(土) 22:13:24.99 ID:FNh+H8Zv0
いや、その前にまず未来へ帰る算段を決めなきゃ。なんかお父さん達がくっつく前提で話していますけど、まだそうとは決まってません。
娘「それで陽乃さん、お父さん達をどうやってくっつけましょう?」
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159
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◆7chPYS4ayA
[sage saga]
2016/06/18(土) 22:14:14.55 ID:FNh+H8Zv0
陽乃「それに何より、あの2人は捻くれてるし、周りがなんやかやと騒ぐと、むしろ反発しちゃうんだよね」
娘「なるほど。それもそうですね。たしかにお父さんは捻くれてるしマイペースですから、2人きりにさせて自分達でやらせた方がいいかもです」
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◆7chPYS4ayA
[sage saga]
2016/06/18(土) 22:14:56.33 ID:FNh+H8Zv0
陽乃「じゃあ、まず娘ちゃんは頃合いを見計らって、お母さんに大事な話があると言って医務室へ連れていってもらおうか。それでつぎにお父さんを呼ぶ方法なんだけど……」
娘「過去に近づけるなら、お父さんに怪我してもらいます?」
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161
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◆7chPYS4ayA
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2016/06/18(土) 22:15:38.77 ID:FNh+H8Zv0
陽乃「――まったく。あと娘ちゃん、未来へ帰る準備も忘れないでね。今夜の9時20分に会場近くの建物に雷が落ちるから、少なくとも9時5分くらいにはそこで準備したいね」
陽乃さんの言葉で、もう1つの仕事を思い出しました。私には、未来へ戻るという仕事が残っているのです。
本来なら、事前に準備して屈光カーテンで隠しておけばいいのですが、あのカーテンを若陽乃さんの部屋に置いてきてしまったので、準備したものを隠しておくことができないのです。
以下略
162
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◆7chPYS4ayA
[sage saga]
2016/06/18(土) 22:16:12.39 ID:FNh+H8Zv0
陽乃「ちなみに娘ちゃん、今日は未来の写真を見た?」
娘「えっ?まだ見てないですけど」
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163
:
◆7chPYS4ayA
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2016/06/18(土) 22:18:42.97 ID:FNh+H8Zv0
――パーティ会場前 18時30分 落雷まで残り2時間50分
人混みをかき分けながら、ようやく会場へと到着しました。
会場は、役所が管理している小さなホールです。周りには別棟も建っています。
以下略
164
:
◆7chPYS4ayA
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2016/06/18(土) 22:19:23.42 ID:FNh+H8Zv0
そうしてお父さんと合流したところで、一緒に会場の施設へと入っていきます。その途中、手持ちのポシェットから通信機がそろりと飛びだしてきました。
陽乃(娘ちゃん、分かってる? ここではお父さんの好感度を上げちゃダメだからね。むしろ幻滅させちゃうくらいでいくんだよ)
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