過去ログ - 八幡「バック・トゥ・ザ・フューチャー?」
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◆7chPYS4ayA
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2016/05/22(日) 21:34:52.57 ID:ZGeaKk6G0
とある夏休みの一日。何度寝かの後、ふと目が覚め、私は起き上がりました。
長い髪をかき上げ、頭をぽりぽりとかいて時計を見ると、朝の11時。ちょうどいい時間です。
以下略
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◆7chPYS4ayA
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2016/05/22(日) 21:35:38.84 ID:ZGeaKk6G0
なんて自分の未来に思いをはせながらブランチを謳歌していると、突如としてリビングの扉が開かれました。
現れしは私のお父さんです。起床してからだいぶ経つというのに、まだ眠そうな、腐った目をしています。これでも全盛期よりは輝きを取り戻しているらしいのですが。
比企谷娘(以下娘)「おはよー」
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◆7chPYS4ayA
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2016/05/22(日) 21:36:32.00 ID:ZGeaKk6G0
八幡父「お、お父さんが荷物持ちするから」
娘「それだったらお父さんよりアマゾンで頼むし」
八幡父「はぅっ……」
以下略
5
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◆7chPYS4ayA
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2016/05/22(日) 21:37:10.41 ID:ZGeaKk6G0
娘「あ、そうなんですか? ならよかったらお父さんも――」
八幡父「いかねぇ」
娘「なんでそんな食い気味に」
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◆7chPYS4ayA
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2016/05/22(日) 21:37:41.62 ID:ZGeaKk6G0
ピンポンピンポーン
娘「はーい、今いきまーす」
八幡父「いいか娘よ、お父さんはいないことにしてくれ。あと玄関あたりで追い返す水際作戦を求む」
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7
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◆7chPYS4ayA
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2016/05/22(日) 21:38:52.57 ID:ZGeaKk6G0
娘「それでそれで! 陽乃さん。今日はどんな発明したんですか!」
陽乃「ふふん。それは研究室にきてからのお楽しみということで」
娘「すっごい楽しみです!」
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8
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◆7chPYS4ayA
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2016/05/22(日) 21:39:35.83 ID:ZGeaKk6G0
陽乃さんが呆れたように言う。まぁ、ここまでが比企谷家でのあいさつみたいなものですし、陽乃さんの流しぐあいも慣れたものです。
陽乃「でもごめんね。キミも招待してあげたいんだけど、今日は娘ちゃんとの女子会だから、男の子は呼べないんだ」
八幡父「いや、その歳で女子とか――」
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9
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◆7chPYS4ayA
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2016/05/22(日) 21:40:11.80 ID:ZGeaKk6G0
――雪ノ下グループ科学技術センター 研究室
陽乃「実は以前からアメリカの科学者と私的に共同研究をしていてね。その研究がついに実を結んだんだよ」
娘「へぇ。どんな研究してたんですか?」
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10
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◆7chPYS4ayA
[sage saga]
2016/05/22(日) 21:42:34.85 ID:ZGeaKk6G0
陽乃「まぁ娘ちゃんに免じて許そう。実は昨年に起きた超新星爆発でのエネルギーを、うちの衛星を介して研究所に貯めておいたんだよ、私的に」
娘「私的に……」
陽乃「それで今日、タイムマシンが完成したから早速実験してみたの。その結果、成功したってわけ」
以下略
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◆7chPYS4ayA
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2016/05/22(日) 21:43:47.01 ID:ZGeaKk6G0
陽乃さんは入り口付近にある奇妙な形をした車のもとへと歩いていきます。私もそれについていきました。
陽乃「ここにある車が、いわゆるタイムマシンになるんだ」
娘「この車なんですか。見た目はだいぶ古臭いですね」
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◆7chPYS4ayA
[sage saga]
2016/05/22(日) 21:45:28.24 ID:ZGeaKk6G0
陽乃「大丈夫大丈夫。では、とりあえず乗ってみよー」
娘「いやいやちょっと待ってください。これ安全性クリアしてるんですか?」
陽乃「んっ? 安全基準なんてあるわけないないじゃん? 国には黙って作ってるんだし」キョトン
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