過去ログ - 【キズナイーバーSS】 「仄かに薄れて消えるる私は」
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24: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/05/26(木) 22:21:56.69 ID:8pdSuCqxo

 大丈夫。私はあっさり嘘をついた。

 全然大丈夫ではなかった。

以下略



25: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/05/26(木) 22:23:14.08 ID:8pdSuCqxo

 穂乃香がついた土を手のひらで拭ってから、私の飲みかけの缶をこちらに差し出してくる。

 「はい、どうぞ」

以下略



26: ◆2DegdJBwqI[sage]
2016/05/26(木) 22:27:32.14 ID:8pdSuCqxo
今日はここまで
これで「1〜3」まで投稿終了
全部が「6」まである予定で、「5」までは手直しいるけど書き終わっている
キズナイーバー次話がニコニコで配信されるまでには終わらせたいなあと思っています


27:名無しNIPPER[sage]
2016/05/30(月) 14:48:55.51 ID:kRZhxR9yo
いいね


28: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/05/30(月) 20:02:00.05 ID:9SK5qk81o

 4

 「あ〜もう、どうしたらそんなに面白いお話が書けるの〜」

以下略



29: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/05/30(月) 20:03:55.31 ID:9SK5qk81o

 「えぇー。不治の病に罹った少女がー、ってちゃんと私考えてるじゃん」
 「それは設定。そうじゃなくて、このお話ではこれを伝えたい、みたいなテーマのことよ」
 「少女漫画にぃ〜?」
 「お話のメリハリには必要なの」
以下略



30: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/05/30(月) 20:06:35.12 ID:9SK5qk81o

 私は、これを描いたら受けそうだ、これなら描いてみたいかも、と思えるものを思い付きでたくさん詰めこむことしか知らなかった。

 描けなかったら描けなかったで、他のものを描く。

以下略



31: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/05/30(月) 20:08:24.74 ID:9SK5qk81o

 「牧には、そういうテーマがあるんだ」
 「描いてる話と展開の都合によって、妥協したり、変えたりもするけどね」
 「何ソレ。じゃあ私と変わんないじゃん」
 「それでも、一本の軸があるのとないのとでは、違うのよ」
以下略



32: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/05/30(月) 20:09:31.37 ID:9SK5qk81o

 「あなた、読者に受けるように、わざとああいう絵柄で描いてるでしょ? 
 そういうのを自由に変えられる器用さがあって、なんでお話作りの方では、その器用さが発揮できないんだろう、って」

 私は首を竦めた。
以下略



33: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/05/30(月) 20:11:15.15 ID:9SK5qk81o

 綺麗なもの。

 身体を起こし、穂乃香と視線を合わせる。

以下略



34: ◆2DegdJBwqI[saga]
2016/05/30(月) 20:14:05.78 ID:9SK5qk81o

 ベッドから立ち上がろうとした穂乃香と取っ組み合う。

 これじゃあ、両手が塞がっていてデッサンどころではない。でもとにかく闘った。

以下略



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