1:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 21:30:44.76 ID:rcEyHt1q0
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理樹(気がつくと沙耶が隣にいた。ぼくらは裏庭のベンチに仲良く座っていた)
沙耶「ねえ理樹くん。今日はお弁当持ってきたわよ!毎日の戦いで疲れたろうなーっと思って、特別に用意してきたんだからありがたく食べなさいっ」
理樹「沙耶!?」
理樹(僕がびっくりすると沙耶も少し困惑した)
沙耶「どうしたの?大声あげて」
理樹「あっ、いや、なんでもない…もらうよ」
理樹(変な目で見られてしまった。しかし、僕はそんなことを気にしていられるほど冷静ではなかった。なぜなら沙耶が僕の隣にいるから!)
理樹(沙耶!なんで生きているんだろう!?めちゃくちゃ嬉しいよ。とても現実とは思えない!でも、沙耶が現にここにいる。別にそれでいいじゃないか。他に何も考える必要はない)
理樹「うわぁ美味しそう」
沙耶「えっ……そ、そう!?」
理樹「うん。とっても!」
沙耶「えへへ……」
理樹(沙耶の笑顔は美しい。最後に思い出せる彼女のそれとなんら変わりない。また、間近でこれに出会えるとは)
理樹「沙耶、ごめん。食べる前にちょっといいかな?」
沙耶「なに?」
理樹「抱きしめさせて!沙耶がいなくて今まで寂しかったんだ。いきなり気持ち悪いと言われるかもしれないけど、とにかくそうしたくてたまらないんだ!」
理樹(沙耶は空を見ながら少し困った顔をした)
沙耶「うーん………」
沙耶「ま、理樹くんの性格はだいたい分かってるつもりだし。……いいわ」
理樹「!」
理樹(もはや言う言葉が見つからない。餓死寸前の人間が食べ物でいっぱいの袋を見つけた時のように、夢中で沙耶を包み込み、体温を感じることだけを考えていた)
理樹「沙耶!」
ピピピピピピ…………
理樹「………………」
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 21:40:44.56 ID:rcEyHt1q0
朝
理樹部屋
理樹「………………」
3:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 21:57:18.78 ID:rcEyHt1q0
4:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 21:59:08.89 ID:rcEyHt1q0
夜
理樹「…………………」
5:名無しNIPPER[saga]
2016/05/30(月) 22:20:17.22 ID:rcEyHt1q0
自動販売機前
ピッ…ガコンッ
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