過去ログ - もしライブ! 〜もしもμ'sのみんながUTX学院生だったら〜 後編
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◆Qe7X7xrNvI
[saga]
2016/06/13(月) 23:44:39.34 ID:Sb72Tf+Ao
にこ「…まさか本当に、そんなテロリスト紛いのことしでかそうとしてたなんて…」
凛「他の子達だけじゃなくて、凛たちも…A-RISEも所詮は駒に過ぎなかったってこと…?」
希「そういうことなんやろうね…。最初からえりちは…復讐だけを目的に動いていたんやし」
希「…アイドルなんて、ホントはどうでも良かったんやね…!」
絵里「…えぇ」
絵里「ただそれだけを目標に動いてきた…。A-RISEをひたすらに強くして強くして…」
絵里「行き着く先は孤独なんだと、誰にも悟られぬように…」
穂乃果「…『お前の目指しているものは…それでは頂点ではない。ただの、孤独だよ』」
穂乃果「英玲奈さんの言葉…。本当に目指していたのは、孤独だったんですね」
絵里「アイドル専攻は私のものになっていた…。学校からの信頼すら得ていて…絶対に上手くと思っていたのに」
絵里「なのにっ…!」
真姫☆「私たちが現れた。アイドル専攻ではない、スクールアイドル」
真姫☆「今まであなたが執拗に避けてきた、学内のスクールアイドルに対する熱気」
真姫☆「それを誘発させるような存在が現れたのね」
海未「UTXの生徒がスクールアイドルの楽しさを覚えてしまえば、計画は崩れ去ってしまうワケですからね…」
絵里「あの時に…!あの時に潰しておけばっ…!!」
絵里「真姫の殺気の篭った目に怯えてしまったせいで…、全てが水泡に帰してしまうなんて…」
絵里「もっと早くにっ…!!」
亜里沙「…どうして、そこまで…」
亜里沙「なんでそんなに、執着できるの…?お姉ちゃんにとって…、復讐はそんなに大切なものだったの…?」
絵里「…っ!!そうよっ!!私はっ…、UTX学院が憎くて憎くて堪らなかった!」
絵里「あんなに優しかったおばあさまを変えてしまったUTXが…!!」
絵里「地獄のような特訓を強いられた苦しみが…!」
絵里「ようやく得られた勲章も、もう褒めてくれる人すらいない悲しみが…!」
絵里「死ぬ気で掴んだ頂点という座が、ただの孤独の別称だった時の寂しさが…!」
絵里「そして…、そんなに頑張ったのに、もう私は…」
絵里「五分以上、踊ることができない体になってしまった悔しさが…!」
にこ「え…」
穂乃果「…絵里さん、確かに…ダンスを披露してくれたときも、ほんの2,3分だけだった…」
凛「…そう、だったんだ」
絵里「…全てが憎らしくて堪らない」
絵里「愛する家族も、友人も、地位も、名誉も、夢も…何もかも私から離れていった」
絵里「だったら、私をこんな目に合わせたヤツにも、同じ目にあってもらおうって考えたら…おかしいかしら…?」
絵里「UTX学院のA-RISEには、強く、強く強く、誰にも負けないほど強くなってもらって…」
絵里「得られた名誉が、絶望だったときの衝撃を味わわせてあげたいって思ったらダメなのかしら?」
絵里「夢を求めて努力して、たどり着けずにボロ雑巾のように朽ちてゆく様を見るのはとても滑稽で面白かったわ…!」
絵里「まるで昔の自分を見ていたようだったから…!強くて、強いだけの…弱い私のよう」
絵里「穂乃果…にこ…あなたたちはまだいい方じゃない。友人もいる。人気もある」
絵里「少なくとも来年までは、A-RISEは人気もあるスクールアイドルであれたのだから…」
絵里「…いえ、きっともうこの先ずっとそうなんでしょうね…。A-RISEがUTXを自滅に追い込むことなんて…」
絵里「未来永劫…訪れないのでしょうね…」
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