過去ログ - ヴァンピィ「ねぇねぇ、眷属」グラン「どうしたの」
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◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:49:22.40 ID:Y+mHczzv0
蒼穹を往く船の甲板に少女と自分の二人だけ。
少女の名前はヴァンピィ。
今は亡き吸血鬼の島の第一王女だ。
俺の名はグラン。
全空に名前を馳せた、生ける伝説。
世界最強の騎空士である。
俺は少女が船の縁に体を預け、
吸血鬼にとって忌むべき宿敵である太陽を眺め、溜息を零す姿を見て懐かしい記憶を思い出していた。
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2
:
◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:50:00.42 ID:Y+mHczzv0
― ― ― ― ― ― ― ― ―
以下略
3
:
◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:50:31.01 ID:Y+mHczzv0
そんなことを毎日考えていた。
毎日毎日考えていた。
以下略
4
:
◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:51:36.65 ID:Y+mHczzv0
「ねぇねぇ、けんぞくぅ。老けた?」
ああ、老けたとも。
以下略
5
:
◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:52:03.32 ID:Y+mHczzv0
「みんな、ね。死にたかったんだよ。この世界は私達が生きるにはちょこっとだけ辛いところだから。
だから生きたくなったらまた戻っておいでーって言ってあげたの」
以下略
6
:
◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:52:35.88 ID:Y+mHczzv0
俺にそう懇願した吸血鬼の女王は泣いていた。
もう価値のない俺の命がこの少女の救いになれるのならば、と俺は残りわずかな力で頭を傾け首筋を晒す。
以下略
7
:
◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:53:06.52 ID:Y+mHczzv0
***
以下略
8
:
◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:53:40.09 ID:Y+mHczzv0
― ― ― ― ― ― ― ― ―
以下略
9
:
◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:54:33.09 ID:Y+mHczzv0
グランサイファ―を適当な場所に停泊させ、俺達はポートブリーズ群島の中の一つへと降り立つ。
目指すは、ウワサの研究機関。
以下略
10
:
◆a/CmvfV8ng
[saga]
2016/06/09(木) 18:55:15.98 ID:Y+mHczzv0
***
以下略
11
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/06/09(木) 19:36:07.10 ID:GyhRi4pJO
おつおつ
12
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/06/09(木) 19:36:28.28 ID:FXUpgt1D0
おつ でもちょっと続きみたい
13
:
◆a/CmvfV8ng
2016/06/09(木) 20:47:00.39 ID:jI+CmxiIO
ありがとうございました。
続きは気が向いたらですかねー。
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