過去ログ - ハルヒ「古泉くんは超能力者?」 古泉「エスパーとお呼びください」
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103:名無しNIPPER[saga]
2016/06/18(土) 12:31:52.44 ID:aIJ1AL4q0

ハルヒ(小)「ねぇ、あんたはさ。宇宙人とか未来人とか超能力者っていると思う?」

古泉「……いるでしょうね」

ハルヒ(小)「なんでそう思うの?」

古泉「なんで、と言われましても……」

古泉「僕がそう信じているから、では足りませんか?」

ハルヒ(小)「……んーん。それでいいと思うわ。だけど、なんか会ったことのあるような口ぶりだったから」

古泉「はは……すれ違ったことぐらいはあるかもしれませんね」

ハルヒ(小)「……あたしはさ。普通に考えて宇宙人なんていない、なんて考え方するよりもいた方が絶対におもしろい、って考える方なの」

ハルヒ(小)「けど、一般的にそんな考え方する奴は異常だの、普通じゃないだの。おかしい奴扱いされるじゃない?」

古泉「……結構なことじゃありませんか。常人が不思議を見つけようたって無理な話ですよ」

古泉「彼らを見つけるのは、また彼らと同じ、常軌を逸した『不思議な人間』が見つけてしかるべきですよ」

古泉「だから、誰に何を言われようが気にしなくていいのではありませんか?」

ハルヒ(小)「……そっか」

古泉「(どの口がそう言うのか……まさかこの一言が彼女の人格形成に影響を及ばさなければいいのですが……)」

古泉「(……まぁ、僕なんかの一言がなくても、彼女は彼女でい続けるでしょうね)」

古泉「(この頃から……変わらない夢を追い続ける彼女のままで)」

古泉「(子供のような無邪気な好奇心を持ったままで―――)」

古泉「…………だから、だから僕はあなたが……」ボソッ

ハルヒ(小)「え? 何か言った?」

古泉「……いえ、何も」ニコッ


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