過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「久しぶりに晴れた日のカフェで」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:17:46.33 ID:+/bFE9TB0
――おしゃれなカフェ――

高森藍子「お待たせしまし――」

鞄 < ヤァ

藍子「あれっ、いない……」

藍子(……前にも同じことがあったような? ってことは、もしかしてっ)ソロー

がさごそ・・・

藍子(あはっ、やっぱり!)

藍子(こっそり見ようとしたら、急に加蓮ちゃんがやってきてっ。通知をちらっと見たことが、すぐにバレちゃって)

藍子(もう昔からずっと、加蓮ちゃんにはお見通しなんですよね)

藍子(……、…………)キョロキョロ

藍子(…………)ソロー

スマフォ < ナニカヨウカイ?

藍子(…………)キョロキョロ

藍子(えいっ)ツカミ

藍子(……あの時と同じ。モバP(以下「P」)さんからのメッセージ。うんっ、さすがに見ちゃ駄目ですよね。見ちゃ、駄目……)

藍子(…………)

藍子(……………………えへ)ピッピッ

藍子(…………)

藍子(……………………)


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2:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:18:13.98 ID:+/bFE9TB0
――まえがき――

レンアイカフェテラスシリーズ第23話です。
以下の作品の続編です。こちらを読んでいただけると、さらに楽しんでいただける……筈です。

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:18:49.52 ID:+/bFE9TB0
北条加蓮「やっほー、藍子」

藍子「加蓮ちゃんっ」スマフォシマイ

加蓮「メール? いいよいいよ、待ってるよ」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:19:19.59 ID:+/bFE9TB0
藍子「……あ、あはは、ええと、加蓮ちゃんは、カフェの内装を見ていたんですよね? そうなんです、けっこう面白いんですよ! 同じカフェって言っても場所によってぜんぜん違っててっ、それに、ここは季節によっていろいろ変わってるから、」

加蓮「んー??」ニコニコ

藍子「…………」アセダラダラ
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:19:49.58 ID:+/bFE9TB0
加蓮「ぜ、ぜー、ぜー……マジで、マジで逃げることないじゃん……」

藍子「はぁ、はぁ……ちっ、違うんです、だって加蓮ちゃんが、こわくて……」

加蓮「店員さんがっ、何事かって……他のお客さん、もっ、こっち見てたよっ」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:20:19.31 ID:+/bFE9TB0
加蓮「改めて、こんにちは、藍子」

藍子「はいっ、こんにちは、加蓮ちゃん」

加蓮「…………」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:20:49.30 ID:+/bFE9TB0
藍子「Pさんとなら、もうちょっと素直な加蓮ちゃんが見られるかな? なんてっ」

加蓮「逆逆。Pさんだから素直じゃない自分が見せられるんだよ。もちろん、藍子にもね」

加蓮「っと、先に注文しちゃおっか。すみませーん、店員さん……あー、うん……」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:21:19.16 ID:+/bFE9TB0
藍子「何にしよっかなぁ」パラパラ

加蓮「私はおにぎりだけでいいや。藍子は?」

藍子「何か、甘い物を食べたい気分です」
以下略



9:名無しNIPPER
2016/06/13(月) 18:21:49.18 ID:+/bFE9TB0
藍子「1つのスイーツだけで決めちゃうのは、すごく勿体無いです。それに、比べるのではなくて……前に行ったカフェには、前に行ったカフェの、ここにはここのカフェの良さがありますから」

加蓮「そっか」

藍子「はいっ。……でも、最近はいろいろなスイーツを食べるようになって……ううんっ、体重は大丈夫です、たぶんっ。……きっとっ」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:22:19.17 ID:+/bFE9TB0
藍子「あ、でも、最近、足にちょっぴり筋肉がついちゃったみたいなんです」

加蓮「わぉ想像つかない」

藍子「腹筋は、まだぜんぜんできないんですけれどね……」アハハ
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:22:49.22 ID:+/bFE9TB0
加蓮「こう、バランスの良さってものがあるの。もし膝に変な筋肉ついてたりしたらスイーツ食い倒れツアーを開催するからね。お肉がつくまで食べさせるからね」

藍子「じゃあその時は、いろんな場所に連れていってくださいねっ」

加蓮「いや藍子の方が知ってるでしょ」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:23:19.25 ID:+/bFE9TB0
加蓮「一口もらっていい?」

藍子「どうぞ。あ〜ん♪」

加蓮「あーん」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:23:49.24 ID:+/bFE9TB0



加蓮「甘いのを食べると胃が死ぬ」

以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:24:19.62 ID:+/bFE9TB0
加蓮「しかもだいたい間違えてないから侮れないし。そういうとこ、相変わらず真面目でいいんだけどさ……」

加蓮「真面目すぎるんだって。なんで尽く女の子扱いから外れるかな。後で聞いてみたら、素直に怒られたのが嬉しかったって。もうホントに意味分かんないよね。本音を隠したりなんて……昔じゃないんだから」

藍子「Pさんはきっと、加蓮ちゃんがいろんな表情を見せるから、不安になっちゃったんですよ」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:24:49.21 ID:+/bFE9TB0
加蓮「筋肉がつくよりお肉がついた方が。あ、ううん、今のままでぜんぜんいいんだよ? 思いつめなくていいからね?」

藍子「…………」ペタペタ

加蓮「寂しそうな顔で膝をぺたぺたすなっ」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:25:19.14 ID:+/bFE9TB0
藍子「逆に、ちょっと食べるだけでいっぱいカロリーが摂れるものを探してみましょう」

加蓮「アイス。よーしこの夏はアイスをいっぱい食べるぞーっ」

藍子「おー♪」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:25:49.14 ID:+/bFE9TB0
加蓮「美味しい物を食べられない人生って9割損してるよね。そして甘ったるい物を食べられない私は6割は損してる」

藍子「じゃあ、他のところで得しないと駄目ですねっ」

加蓮「前向きー」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:26:19.47 ID:+/bFE9TB0
加蓮「1回マジモードに入ったんだからさ、どうせだからいつもなら絶対言わないこととか」

加蓮「……でも不気味ってひどくない? 素直に気持ちを伝えろって言うの藍子なんだよ? なのに素直になったら不気味って、それひどくない?」

藍子「ごめんなさいっ。でも、嬉しかったのは本当ですから!」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:26:49.61 ID:+/bFE9TB0

□ ■ □ ■ □

加蓮「珈琲ありがとー。……え? ティラティス? あー……どうなんだろうね、藍子」

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:27:19.21 ID:+/bFE9TB0
加蓮「……今日2度目の超ニコニコスマイルであっち行っちゃったよ」

藍子「なんだか……いいんでしょうか?」

加蓮「いいっていいって。珈琲美味し〜」ズズ
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/06/13(月) 18:27:49.45 ID:+/bFE9TB0
藍子「はい、加蓮ちゃん」カエス

加蓮「ん。……ご飯とかスイーツならあーんって食べさせてあげられるけど、飲み物でそれやると大惨事になりそうだよね」ズズ

藍子「服にこぼれちゃいますね。あと、テーブルとか、鞄にも」
以下略



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