過去ログ - 京太郎「俺にイカサマを教えてください!」 哲也「断る」
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1: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/16(木) 00:38:37.52 ID:4cZ6BMdf0
「ローン!! ハネ満だじょ!」

「ツモ。6000オールです」

「嶺上開花自摸門清。倍満」

清澄高校麻雀部の部室に力強い発声が響く。
その様子を見て、麻雀部の部長である久は満足そうに頷いた。

「うん。皆、全国大会に向けてやる気十分みたいね」

「一人を除いて、じゃろう」

副部長であるまこの指摘を受け、久は困ったように頭を掻く。

「うーん……須賀君もねえ……スジは悪くないし、何かキッカケがあれば化けるとは思うんだけど」

「それを何とかするんも部長の仕事じゃろうが」

「うーん……」

悩ましげに唸りながら、久は絶好調の三人とは対照的にただ一人焼き鳥状態の一年――須賀京太郎へと視線を向ける。
ちょうどその時、放銃により京太郎の4着が決定した。

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2: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/16(木) 00:41:24.90 ID:4cZ6BMdf0
「くっそー、どうやっても勝てねえ……」

ぐったりと卓に突っ伏しながら、京太郎が呻く。
結局この後の3荘でも、京太郎はラス目を引き続けた。

以下略



3: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/16(木) 00:44:20.33 ID:4cZ6BMdf0
(もっと本気で……か)

咲に影響された皆に京太郎は入っていないというのは、正確には少し違う。
影響されたのは京太郎も同じだった。正しくは咲に影響された皆に、だが。

以下略



4: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/16(木) 00:47:13.38 ID:4cZ6BMdf0
(そう。無駄なんかじゃない……はずだ。でも、それだけじゃ足りない)

部活が終わり、皆と分かれた京太郎は、路地裏にある小さな雀荘の前で足を止める。
明らかに初心者向けではないと分かる佇まい。
しかし、それこそが今の京太郎が求めている物だった。
以下略



5: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/16(木) 00:50:20.18 ID:4cZ6BMdf0
「いらっしゃい。兄さん、初顔だな」

「え、ええ。よろしくお願いします」

店主だと思われる中年の男に軽く頭を下げる。
以下略



6: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/16(木) 00:53:14.68 ID:4cZ6BMdf0
「――――リーチ」

キツネ目が力強い発声と共に千点棒を卓上へと放った。
まだ三巡目。手を読むには情報が少な過ぎる。

以下略



7: ◆yNqBRwiEr2[saga]
2016/06/16(木) 00:56:27.25 ID:4cZ6BMdf0
(嘘……だろ。これで三連続でトビ……)



気が付けば焼き鳥のまま三連敗。
以下略



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