過去ログ - 【FEif】カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」―4―
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981: ◆P2J2qxwRPm2A[saga sage]
2016/12/24(土) 23:58:17.66 ID:S6YpyFGu0
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「えへへっ、やっぱりリリスは抱き枕に最適なの」

 真後ろから聞こえる声と温かみを感じながら、私は最後の役目たる抱き枕になり果てる。
 誕生日パーティーが終わって、体を清めたりといろいろと物事を行い終えた頃、ピエリさんの部屋に置かれた大きな時計は、今日という日が残りわずかであることを知らせる。
 もう終わりになろうという矢先で、ピエリさんは最後の命令を出してきて、私は人間から竜へと姿を変える。久々になるこの姿、いきなりの変身で体が寒さに慣れていなかったからか、すぐさまピエリさんのいるベッドの中に私は飛び込んでいた。

「ううっ、寒いです」
「寒いの? ならピエリが抱きしめてあげるの、こうやって包み込んであげるから、リリスすぐに暖かくなるはずなのよ」

 ぎゅうっと音が聞こえてくるくらいに、ピエリさんが私を引き寄せる。背中の鰭にピエリさんの膨らみが押し当てられ、その場所がとても暖かくなってくるのがわかった。

「もう、そんなに押し付けないでくださいよ。私、全然ないんですから」
「揉んだら大きくなるってカミラ様言ってたのよ。ピエリがリリスの揉んであげてもいいのよ」

 そう言いながらピエリさんが私のお腹を手で撫でてくる。ピエリさんは私のお腹のことをモチモチポンポンと言っている。それはなんだかたるんでいる気がして、少し嫌な気持ちなのだけど……

「きゅぅ……」

 触られるのは存外嫌いじゃないから、口に出せないでいる。

「えへへ、リリスのモチモチポンポン、とっても柔らかくて暖かくて触り心地がとってもいいの。頬ずりもしたくなっちゃうのよ」

 お腹をサワサワされていると、途端に眠気が増してくる。気持ちがいいから、それに合わせて眠気も歩み寄ってくるのかもしれない。大きく口を開けて欠伸をする。人の時とは違って目尻にまで達している口角もあって、私は大きく口を開いた。

「リリス、とっても大きな欠伸なの……」
「すみません。まだ今日が終わってないのに」
「ううん、いいのよ。リリス、今日はピエリのためにいっぱい頑張ってくれたの。だから、最後はご主人様のピエリがリリスにご褒美を上げる番なのよ」

 そう言って私はピエリさんと向き合う形になる。向きを変えると、そのまま胸に引き寄せられる。石鹸とピエリさんが混じり合った甘い匂いがした。


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