過去ログ - 奏 「赤ちゃんはコウノトリが運んでくるんでしょ?」
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7
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◆4C4xQZIWw7k3
[saga]
2016/06/17(金) 00:36:57.83 ID:p/GW0CyRo
この物語は、〈狂悦なる口蛇の魔性〉を自称する速水女史と、現代に生きる武士である奏プロデューサーが、様々な人々の力を借りて初夜を成し遂げる。
以下略
8
:
◆4C4xQZIWw7k3
[saga]
2016/06/17(金) 00:37:28.74 ID:p/GW0CyRo
奏と奏プロ、彼等の初性交を描く前に、いかにして彼等が出会ったのか語らねばならないだろう。
以下略
9
:
◆4C4xQZIWw7k3
[saga]
2016/06/17(金) 00:38:16.69 ID:p/GW0CyRo
ーーー水平線の彼方、輝き疲れた太陽が、大海へ身を沈め羽を休める。
大海との抱擁を阻む鉄柵に手を添えながら、物憂げにその情景を見つめる少女。
沈む夕陽に照らされて、その瞳はトパーズに似た光沢を得る。
以下略
10
:
◆4C4xQZIWw7k3
[saga]
2016/06/17(金) 00:38:48.23 ID:p/GW0CyRo
「……あの月の向こう側に行ければ、重力の枷は私を解き放ってくれるのかしら」
現在は、太陽が潜水していく時刻。
繰り返すが、夕暮れである。
以下略
11
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/06/17(金) 00:38:55.91 ID:WygKl2jUo
お前こないだのSSがR板の方に飛ばされてたぜ
12
:
◆4C4xQZIWw7k3
[saga]
2016/06/17(金) 00:39:18.13 ID:p/GW0CyRo
「ならいっそ、私の唇でみんなの口を塞いでしまえば、『真実』は実をつけるのかしら」
つぅ、と鉄柵を愛撫するように優しくなぞる。
以下略
13
:
◆4C4xQZIWw7k3
[saga]
2016/06/17(金) 00:39:53.84 ID:p/GW0CyRo
「あぁ、だけど。 忘れられないものもある。 この唇に灯る微かな『熱』はきっとこの世が氷に包まれ停止しても、消え去ることはないのだから」
言葉と共に周囲の気温も下がるかのようだ。
無論、痛さで。
以下略
14
:
◆4C4xQZIWw7k3
[saga]
2016/06/17(金) 00:40:29.95 ID:p/GW0CyRo
「海の精霊さん、この弱き訴えをどうか聞き入れて。 これ以上、私と世界が混ざってしまわないように……私の手錠に鍵をかけて、月の丘の裏側へ、拐っていって、今すぐに」
大仰に頭を振り、舞台を締める奏。
以下略
15
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/06/17(金) 00:40:47.21 ID:NL1xXmb0o
はっきり言おう
これは失敗してると思う
やり直せ
16
:
◆4C4xQZIWw7k3
[saga]
2016/06/17(金) 00:40:58.70 ID:p/GW0CyRo
「………あなたは」
「……」
以下略
17
:
◆4C4xQZIWw7k3
[saga]
2016/06/17(金) 00:41:36.08 ID:p/GW0CyRo
「やっぱり、そうね……そうなのね」
「……」
以下略
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