過去ログ - 佐久間まゆ「もしも時間が戻せたら」
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1:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:24:39.31 ID:rM2QBir+0
アイドルマスターシンデレラガールズ、佐久間まゆのお話です。
色々あれですけど、大目に見てやってください。
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:25:10.72 ID:rM2QBir+0
「もしも時間が戻せたらどうしますかぁ?」
「そうだな……記憶とかはどうなるかにもよるかな」
「記憶はそのままで」
3:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:25:38.62 ID:rM2QBir+0
モバP(以下P)「まゆ……いい加減にしてくれ」
まゆ「まゆは諦めません。Pさんから理由を聞くまでは何度だって言い続けます」
まゆ「まゆはPさんが好きです。まゆの恋人になってください」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:26:16.69 ID:rM2QBir+0
P「だから……プロデューサーとアイドルはだな……」
まゆ「そうやって誤魔化す限り、まゆは何度だって言いますよぉ。明日も、明後日も、明々後日も、来週も、来月も、来年も、ずっとずっと……」
P「……」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:26:57.76 ID:rM2QBir+0
P「プロデューサーという職業である限り、アイドルとは……すべての商品と公平に接しなければならない」
P「何か一つだけを贔屓するなんて事はプロとしてありえない」
まゆ「まゆは……まゆ達は商品、なんですね……?」
6:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:27:26.32 ID:rM2QBir+0
P「……」
ちひろ「酷いですね」
P「そっちこそ聞いてるなんて酷くないですか?」
7:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:27:56.71 ID:rM2QBir+0
P(確かにまゆには酷い事を言った)
P(もっとオブラートに包んだ言い方も出来ただろう)
P(だけど、きつい言い方でもしない限り、まゆは諦めてくれなかった)
8:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:28:28.81 ID:rM2QBir+0
P「ただいま戻りました」
ちひろ「まゆちゃん知りませんか!?」
P「はい? まゆなら仕事でしょう?」
9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:28:55.46 ID:rM2QBir+0
まゆ「一目ぼれから始まった……毎日が夢のようです……」
まゆ(……お仕事、失敗しちゃいました)
まゆ「もっともっと……一緒に居たいなぁ……」
10:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:29:24.03 ID:rM2QBir+0
P「こ、この度は弊社のアイドルがご迷惑をおかけしましたっ……!」
P「はぁ……はぁ……げほっ! ごほっ……!」
カメラマン「いやいや、大丈夫ですよ。それよりも少し落ち着いてください」
11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:30:09.78 ID:rM2QBir+0
P「申し訳、ありません……プロデューサーとしてお恥ずかしいのですが、皆目見当もつきません」
カメラマン「そうですか……まゆちゃんとプロデューサーさん仲良しですから何か知ってると思ったんだけどなぁ……」
P「今日のまゆに何か変わった点はありませんでしたか?」
12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:30:42.07 ID:rM2QBir+0
P「さて……」
P(まゆが行きそうなところ……か)
P(くそっ……! どうしてそんなことすら分からないんだ!)
13:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:31:08.39 ID:rM2QBir+0
まゆ「……雨、ですねぇ」
まゆ(泣きたいのはまゆの方なのに。どうしておてんとうさまが泣いてるんですか)
まゆ「……あめあめ ふれふれ かあさんが」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:31:36.52 ID:rM2QBir+0
P「やっぱりダメか……!」
P(繋がるなんて思ってなかったが、携帯はダメか……!)
P(雨まで降ってきやがったし、早く見つけないと……!)
15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:32:20.03 ID:rM2QBir+0
まゆ「ふふっ……そういえばPさんと一緒に居たくてふれふれ坊主を作ったこともありましたねぇ」
まゆ「これもそのご利益でしょうか」
まゆ「でも……もうPさんは、まゆの隣には……まゆと一緒には居てくれないんですよぉ」
16:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:32:56.17 ID:rM2QBir+0
P(まゆ……まゆ……!)
P「一体どこに行ったんだ……!」
P「くそっ……! どうして俺はこんなにまゆの事を知らないんだ! どうしてまゆが行きそうなところすら分からないんだ!」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:33:24.86 ID:rM2QBir+0
まゆ(えっと……5番はどんな歌詞でしたっけ……)
まゆ「ぼくなら……いいんだ……」
まゆ(ああ、そうです。こんな感じでしたね)
18:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:33:58.39 ID:rM2QBir+0
P「なんで謝るんだ……」
まゆ「まゆは商品なのに、こんな事したら価値が下がっちゃいますよねぇ……」
P「……すまない!」
19:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:34:57.20 ID:rM2QBir+0
まゆ「……」
P「昨日は偉そうにあんな事言ったけど、まゆの事を知れば、好きにならないわけがないんだ」
P「だから、まゆの事を知るのが怖かった……」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:35:57.64 ID:rM2QBir+0
P「……すまん」
まゆ「謝ったって許してあげません。嫌われたと思ったらとっても怖かったんですから……」
P「すまん……」
21:名無しNIPPER[sage saga]
2016/06/24(金) 20:36:28.41 ID:rM2QBir+0
P「……まゆ? どうして腕を組むんだ?」
まゆ「寒いので。タクシー来るまでくらい良いじゃないですか」
P「……タクシー来るまでだぞ」
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