過去ログ - めぐみん「行ってらっしゃい、ゆんゆん」ゆんゆん「またね、めぐみん」
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◆xW69XHZIXl2A
[saga]
2016/06/24(金) 21:13:43.60 ID:OmZmP1SP0
* * *
うぅ……。まだ気分が悪い……。
私がトイレから出て、ゆんゆん達がいる部屋のドアを開けようとするとバニルの声が聞こえてくる。
「……ほうほう、汝のやろうとしている事は上手くいくであろう。そのまま汝の思うがままにやるが吉。しかしながら、あの娘の事を考え、よくここまで実行に移したな。ゆんゆんよ、そなたは我輩が認めた二人目の人間だ。もし何か困ったことがあれば、この街でも有名なウィズ魔道具店という所に相談するがいい。さすれば、貧乏で腹ペコ店主と、ご近所の評判も良くとても頼りになるバイトが全力で協力しよう!」
「ゆんゆんさん、あなたは私の……いえ、私達の素敵な友達です。何かあったらいつでも頼ってくださいね」
「っ……。ありがとうございます。私がんばります!」
「まったく泣くものがあるか。そんな感情、我輩の腹の足しにもならん」
「だ、だってぇ……。バニルさんたちが……私嬉しくて……」
私はドアの前からなぜか動けなかった。
少し時間がたち、ようやくゆんゆんが静かになり、ウィズが空気を変えるように陽気な声で。
「バニルさんバニルさん。ちなみにバニルさんが認めた一人目の人間とは誰の事ですか?」
「実を言うとこの世にはもう存在せんのだ。その人間はキリッとしながら常に真っ直ぐ前を向いていた凄腕魔導士でな……。確か……そう『氷の魔女』と言う名で」
「それって私の事ですよね!? 失礼ですよ! 私ちゃんと存在してますよ!? ってバニルさん!? なんで遠い目で明後日の方を向いているんですか!? バニルさん!?」
「ええい! バニルさんバニルさん、うるさいぞ! このポンコツ店主が!」
「−−−−−−−−」
「−−−−」
なんとなくゆんゆんの嬉しそうな笑顔が見えた気がした。
私が関わらない、ゆんゆんの交友関係。
その事実がなんとなく嬉しくて……そしてやっぱり少し寂しくて。
私はドアを開けようと手をやったが……もう一度トイレに行くことにした。
なんとなくこんなふうに……ゆんゆんがウィズやバニルと話せるのも最後のような気がしたから。
本当になんとなくそんな気がしたから−−−−。
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