過去ログ - 吹雪「はやく辞めてくださいよ司令官」 提督「吹雪さんこそ」
1- 20
105: ◆36ujqGfUl2[saga]
2016/08/24(水) 01:21:49.94 ID:JsGiyJ7R0
(ただ、そのせいで彼女が裁かれるのならば、それは私の罪とする準備はできている。人を模したとはいえ、彼女たちが我々の罪まで模す必要はない)
『また何かおかしなことを考えていますね』
「考えていません。わかりました。こちらも対応を……」

 そこまで言って彼は沈黙する。対応をする。それ自体は簡単だが、しかし、そうすることで相手がどう動くか。大淀の情報によれば、こちらはすでに監視されている側だ。
以下略



106: ◆36ujqGfUl2[saga]
2016/08/24(水) 01:23:04.27 ID:JsGiyJ7R0
 何も言うまいと思っていたのに、つい大淀の身を案じる言葉を口にしてしまう。

「……あまり危険なことはしないでください」

 そんな提督の言葉に、何がおかしいのか大淀は小さな笑い声をあげた。
以下略



107: ◆36ujqGfUl2[saga]
2016/08/24(水) 01:25:11.85 ID:JsGiyJ7R0
「……貴女までそんなことを言うんですね」
『実のところ、みんな思ってましたよ。上官なので言わなかっただけです。私は気楽に言える立場になれてよかった』

 実に清々とした口調に、提督は先ほどとは別の意味で眉をよせる。その言葉が本当なら、まったく気がついていなかった。
 吹雪もずっとそう思っていたのだろうか。ならば、自分は最近に嫌われたのではなく、ずっと嫌われていたのかもしれない。
以下略



108: ◆36ujqGfUl2[saga]
2016/08/24(水) 01:26:43.52 ID:JsGiyJ7R0
「初月さん? 少し待っていてください」

 奇妙なタイミングの良さだ。まさか、こちらの会話を聞いていたわけでもないだろうが。
 伝えるべきこと、聞くべきことは終わっている。大淀と提督は話をまとめはじめる。

以下略



109: ◆36ujqGfUl2[saga]
2016/08/24(水) 01:31:03.44 ID:JsGiyJ7R0
というところで一区切りです
お疲れ様でした
ついにストックがなくなりました

実際に書く時間よりもこれでいいかどうか決断するための時間のほうが長いです


110:名無しNIPPER[sage]
2016/08/24(水) 02:05:35.65 ID:EvZ9ymb+o
おっつー


111:名無しNIPPER[sage]
2016/08/24(水) 02:26:17.47 ID:kykQdJh6o
おつ〜


112:名無しNIPPER[sage]
2016/08/29(月) 23:18:28.40 ID:5ks0lf7jo
おつ


113:名無しNIPPER[sage]
2016/09/25(日) 21:13:41.94 ID:sKAqE32K0
はよ


114: ◆36ujqGfUl2[sage saga]
2016/09/28(水) 00:36:35.88 ID:MuKRWnx20
陽炎改二でないですねえ…
ところでトリップを忘れてしまったのですがこれでいいでしょうか


145Res/95.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice