過去ログ - 北上「離さない」
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1: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/04(月) 07:06:14.22 ID:QBwtVvxaO
※地の文、独自設定あり

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2: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/04(月) 07:07:47.53 ID:QBwtVvxaO
「整備くーん、戻ったよー。」
「北上さん、ご無事で何よりです。戦果はどうでした?」
「敵は潰したよー、今回もM・V・P。
まー、こっちは艤装が少し喰らったぐらいかなぁ。前に出てたから。」
「お怪我がなくて良かったです。艤装はこれなら大した事ないですね、すぐ直しますから。」
以下略



3: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/04(月) 07:09:21.16 ID:QBwtVvxaO
学生の頃に深海棲艦との戦争が始まり、俺も戦えないものかと思った。
しかしまだ17の小僧、司令官になるには時間が掛かりすぎる。
どうにかならないものかと思った時、海軍から朗報が届いたのだ。

それが艤装整備士の募集。
以下略



4: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/04(月) 07:10:54.67 ID:QBwtVvxaO
「アタシは軽巡・北上、今日からここの所属だから。まーよろしく。」
「初めまして!自分は整備士の『 』と申します!北上殿、何卒よろしくお願い申し上げます!」

今思えば、我ながら何ともガチガチな挨拶だ。
俺の場合は初対面に限らず、一月を経ても誰にでもその調子だったのだから、周りと上手く打ち解けられるはずもない。
以下略



5: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/04(月) 07:12:41.78 ID:QBwtVvxaO
気付けば配属から1年少々。ヒラの整備士に過ぎなかった俺は、その短期間で、ある程度工廠を任されるまでになれた。
今の俺がいるのは、間違いなく彼女のおかげだ。


「こないだ軍内の新聞に載ったらしいじゃん。
以下略



6: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/07/04(月) 07:14:27.16 ID:QBwtVvxaO
北上さんの愛車は、90年代の125ccのベスパだ。
現代的な要素が増したモデルとは言え、20年前の車体はさすがにあちこちガタも見える。

なるほど、これは少し掛かるな……。

以下略



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