過去ログ - 北上「離さない」
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282:名無しNIPPER[sage]
2016/09/14(水) 01:55:46.16 ID:wcH54l5do



283:名無しNIPPER[sage]
2016/09/18(日) 18:44:46.05 ID:ejD46bdcO
もう更新は無いのかな?


284: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/19(月) 03:12:08.40 ID:E7lzRi1dO
投下します。


285: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/19(月) 03:12:56.90 ID:E7lzRi1dO

1月3日。
天候、雨。____県某所。

白い車を空き地に停め。
以下略



286: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/19(月) 03:15:25.92 ID:E7lzRi1dO

車から少し歩き、やがて彼女はある場所に辿り着いた。
それは丁度リビングの辺りに大穴の空いた、よくある2階建ての家。

靴のまま家の中へ上がると、女の目には赤茶けた壁が広がる。
以下略



287: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/19(月) 03:17:01.74 ID:E7lzRi1dO

続いて隣の部屋を開けると、今度は半袖のセーラー服が壁に掛けられていた。

こちらの部屋は物の多くが持ち出され、ラックが空となった箇所が目に付く。
しかし火事場泥棒と言うには、余りにも部屋が荒れていない。
以下略



288: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/19(月) 03:18:58.89 ID:E7lzRi1dO

遡る事、12月30日。××鎮守府工廠。


年の瀬寸前のこの日だが、工廠には年末ムードは全く無かった。
以下略



289: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/19(月) 03:21:12.38 ID:E7lzRi1dO

「お疲れー、二人も終わったとこ?」
「北上さん、お疲れ様です。明日で仕事納めでしたっけ?」
「そだよー、元旦から休み。アタシの寝正月が始まる!」
「ドヤって言う事じゃないですよー。あ、アレ録画しなきゃ。大晦日と言えばビンタですよ。」
以下略



290: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/19(月) 03:23:17.42 ID:E7lzRi1dO

夕食を終え、各々部屋へと別れれば。
そう言えば自分達が戻るまで、北上と顔を合わせる機会が無い事にケイは気付く。

冬休みのローテーションの関係上、北上の休みの最終日と、工廠組の休みの初日は被っていた。
以下略



291: ◆FlW2v5zETA[saga]
2016/09/19(月) 03:25:09.62 ID:E7lzRi1dO
『ヒマしてますよ。どうしました?』
『さっき髪切りたいって言ってたじゃん?切ったげよっか?』
『切れるんですか?出来たらお願いしたいですね。』
『任せときなってー。工廠でいい?部屋だと色々アレだしさ。あ、古新聞だけお願いね。』
『大丈夫ですよ。先行って部屋暖めとくんで、また後で。』
以下略



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