過去ログ - 双葉杏「色の無い水槽」
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4:名無しNIPPER[saga]
2016/07/09(土) 00:07:59.58 ID:Px08eZlJ0

しかし、それも今はどうだろう。
甘えてるのはどっちだろうか。

ベッドに転がり、携帯のメールアプリを閉じた。ついでに瞼も閉じて体を休ませることにする。
暗闇の中浮かび上がったのは彼の後ろ姿だ。
本人はきっと気づいてないだろうけど、彼のうなじには小さなホクロがある。おんぶをされ続けていた杏だけが知っている。
彼は最後まで杏にお姫様抱っこはしてくれなかったけど、彼も知らない彼のことを知ってるという事実はなんだか悪戯めいていて、不思議と顔がにやけた。くひひ。

枕元に投げた携帯が鳴った。
プロデューサーから送られてくるとき専用の着信音だった。


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