過去ログ - 堂島ニーナ「私が見つけた最初の風」
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2:名無しNIPPER[sage]
2016/07/17(日) 19:18:34.76 ID:J2Ru3kZTo
笑顔。

 笑う顔。

 私は自分が笑顔になれる時が好き。他人の笑顔を見るのが好き。それが私の原点にして目指すべき場所。アイドルとしてメチャ叶えたい夢です。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 19:24:36.70 ID:J2Ru3kZT0
 ニーナ「あっ」

 彼女に惹かれてしまうのは、常日頃からそう考えていたからなのかもしれません。テレビで初めて見かけた時から、その笑顔に釘付けになってしまいました。

 やわらかな雰囲気に、ふんわりとした綺麗な髪。メチャ可愛らしい顔にこれでもかと少女らしさを詰め込んだコーデ。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 19:28:07.26 ID:J2Ru3kZT0

ニーナ「天羽、まどかちゃん」

 笑顔の天才の名を。

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 19:39:03.63 ID:J2Ru3kZT0
 その時、まるでゆっくりと時間が流れているかのように見えました。

 ビヨーン耳を伸ばす手がまどかちゃんにぶつかって。よろけた彼女の手からお皿がこぼれ落ち。美味しそうなケーキが呆気無くひしゃげる。きっと3秒にもみたないその時間で、私は何もかもが終わってしまったような気がしました。

ニーナ「あ、ご、ごめんなさっ……ごめんなさい、ごめんなさあいうわあん」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 19:50:02.00 ID:J2Ru3kZT0

ニーナ「ごめんなさい、まどかちゃん……ぐすっ、ごめんなさい」

まどか「もう、泣きたいのはこっちですよ」

以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 19:54:13.55 ID:J2Ru3kZT0

 まどかちゃんに手を引かれるまま、歩く。当然私がスターライト学園に来るのは初めてで、知らない景色ばかりです。ここがアイドルの名門、スターライト。けれど楽しむ余裕もありません。

まどか「悪いですけど、もう少し歩きますからね」

以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2016/07/17(日) 19:57:22.13 ID:oKTCwY7j0
アイカツやんけ!


9:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 19:57:32.52 ID:J2Ru3kZT0

まどか「入りますよ」

 立ち止まって、言う。

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 20:02:32.89 ID:J2Ru3kZT0



 どうぞ、と言われてベッドに腰掛ける。ここで毎日寝起きしているのかと思うと、緊張してしまう。

以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 20:12:16.06 ID:J2Ru3kZT0

まどか「はい、じゃあそのまま目を閉じてじっとしていてくださいね」

 えっ?

以下略



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