過去ログ - 【俺ガイルSS】かくして、彼と彼女の放課後は過ぎ去っていく
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◆.XibMUKIvI
[saga]
2016/08/01(月) 00:03:36.70 ID:+Bl0EKda0
その後も他愛ない会話が続いていく。会話といっても一色が一方的に話して、それに俺が答えるというのが基本スタンスではあるが。
正確な時間はわからないが、10分をとうに超えていることは確実だった。
強引に打ち切って帰ろうと思えばそれも出来るはず。それでも、そう思ってもそうはしなかった。
一般論として行動や結果には理由がある。俺がこうしてこの場に留まるのにもそうしない理由があるはずなのだ。
だから、この時間を悪くないと感じているんだと思う。
自分のことなのに俯瞰図のように推測じみていて、素直に認められないのが滑稽で仕方がなかった。
そんな自虐思考なんて知ったこっちゃない一色は、さきほどと変わらず話を振ってくる。
「そういえば先輩は志望校どこなんですか?」
「唐突だな。それ聞いてどうすんだ」
「別にどうもしませんよ。ただ……参考までに?」
「参考になるのかわからんが……」
「まあまあいいじゃないですかー。で、どこなんですか?」
「別にいいけどよ」
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