過去ログ - 魔法使い「勇者愛してる」魔王「魔法使い愛してる」
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83:名無しNIPPER[sage]
2016/07/21(木) 22:18:20.55 ID:qL1yFbZ1O
わるいsage忘れた


84:名無しNIPPER[sage]
2016/07/22(金) 01:02:53.04 ID:hzx0yc7kO
>>82
いや誰もお前がどうだったらとか聞いてないから^^;


85: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 02:21:13.54 ID:xRA2pwCe0
−−−

【魔王城】

魔王「…久しいな。」
以下略



86: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 02:22:15.55 ID:xRA2pwCe0
勇者「今思えば馬鹿げた話さ。そもそも俺達がお前に勝てなかったのは、人間達がお前を憎んだからだ。あいつらは俺の力を頼るばかりで自分では何もできない…挙句、俺に魔王を倒せと使命を課したくせに、その倒すべき魔王を強くするんだ。これ程ふざけた事はない。」

勇者「あんな奴らの為に命を懸けて戦ってきたなんて、自分を呪いそうだよ俺は。」

魔王「まぁ、貴様の言い分は最もだな。それで…貴様は何をしに再びここへやってきたのだ?」
以下略



87: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 02:23:53.69 ID:xRA2pwCe0
−−−

魔王に命じられた部下が、1人の女を勇者の前へと連れてきた。
ひどく衰弱しているようで、怯えきった表情をしている。
いやむしろ、生きている事すら不思議であった。
以下略



88: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 02:24:26.69 ID:xRA2pwCe0
魔王「我らが雌雄を決したあの日…貴様と魔法使いを空間転移させた後、私はこの女の心臓がまだ動いているのを確認した。すっかり息絶えたものと思っていたが、どうやら意外と生命力が強かったらしい…とは言っても、死んでいるのと何ら違わぬ状態であったがな。」

魔王「魂が離れる前の段階なら、私の魔力を以てすれば蘇生も容易い。この女は我々には決して扱う事のできない白魔法の使い手…それも最高峰のな。何かに使えるやもと思い、傷を癒やしてやったという訳だ。逃げられぬよう、足だけはあえて再生を施さなかったが。」

僧侶「…」
以下略



89: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 02:25:28.37 ID:xRA2pwCe0
僧侶「自害しようかと何度も悩みましたが…私は見てみたかったんです。勇者さんがどんな秘策を引っさげて魔王を倒しにやってくるのか…そして、どのようにして戦士さんの仇を取ってくれるのか…。それだけが、私を生へと執着させました。」

僧侶「だから…魔王の機嫌を損ねぬよう、どんなに屈辱的な扱いにも耐えてきた…。私、人の肉を食べさせられたんですよ?それだけじゃない…魔族達に囲まれ、見られる中で排泄させられたりもしました。ふふふ、信じられませんよね…聖職者であるはずの私が。」

僧侶「でも…いいんです。今の私はもう聖職者どころか、人としてのプライドや尊厳すら捨ててしまいましたから。いつからかそんなものはどうでもよくなりました…それも全てはこの日の為…!!」
以下略



90: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 02:26:48.09 ID:xRA2pwCe0
魔王「感動の再会だと言うのに…ロクに返事もしてやらんとは、なかなかに冷血な勇者だ。それにしてもこの女はよく生きた…その根性だけは私も評価している。実際はまぁ特に何の役立つ訳でもなく、今日まで私の暇潰しの玩具として生き長らえてきただけの存在だが。」

魔王「しかし…こうして役に立つ日が来た。」

勇者「?」
以下略



91: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 02:27:30.44 ID:xRA2pwCe0
僧侶「…ゆ、勇者さんが魔王の仲間に…?」

僧侶「あはははははっ!」

僧侶「あはっ、ははははっ!そんな事あるはずないじゃありませんか!全く、何を言ってるんですか?笑いが止まりませんね。」
以下略



92: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 03:21:49.06 ID:7dqa5TJpO
僧侶おおおおおおおおお


93: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/07/22(金) 03:22:59.75 ID:7dqa5TJpO
ミスorz


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