過去ログ - 高森藍子「誰かを笑顔にできるなら」
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21: ◆6X9N3xfEM.[sage saga]
2016/07/24(日) 17:32:34.10 ID:wiTHyHYmO
「えーと、これは…アイドル事務所のプロデューサーさん、ですか」

担当アイドルが居なくてもプロデューサーを名乗っていいのだろうか。

多少の罪悪感を覚えながらも彼女に見栄を張りたい欲が勝り大きくうなずいてしまった。

「きっと敏腕プロデューサーさんなんでしょうね」

…俺の心の中で罪悪感が大きく膨らんだ。

彼女のイメージでは敏腕プロデューサーは昼間の公園でビールを飲みながら猫と戯れているものなのだろうか

まあギョーカイ人は変わり者が多い、くらいに思ってるのかもしれない。

「まあ…そんなところかな」

「わあ凄いんですね」

彼女が言葉の裏に毒を隠してイヤミを言うような性格でないことは分かっている。

だが遠回しな皮肉よりも純粋な賞賛の方が罪悪感の育成には向いているらしい。

折れそうな心を奮い立たせて本題を切り出していく。


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