過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「風鈴のあるカフェテラスで」
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:10:56.62 ID:6YCCNHxX0
――おしゃれなカフェ――

<ちりんちりん

高森藍子「わっ、また風鈴が鳴ってる……♪」

北条加蓮「おー…………」ミアゲル

藍子「風鈴もいいなぁ……今度、雑貨屋さんで探してみようかなぁ……」

加蓮「風鈴かー……うちはずっとクーラーなんだよね。もし家にあるなら事務所に持って行っちゃおうかな?」

藍子「あっ、それもいいですね! きっと和やかになれますっ」

加蓮「そういうのを飾るのもいいかな……ところでさ」

藍子「ふぇ?」モグモグ

加蓮「藍子って何気に結構食べるよね」

藍子「…………」ムー

加蓮「あはは、色気より食い気」

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:11:34.68 ID:6YCCNHxX0
――まえがき――

レンアイカフェテラスシリーズ第29話です。
以下の作品の続編です。こちらを読んでいただけると、さらに楽しんでいただける……筈です。

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:12:04.74 ID:6YCCNHxX0
藍子「私、周りによくもっと食べた方がいいって言われちゃいますよ?」

加蓮「えー、そう?」

藍子「みんな、食べるのが早いから。気がついたら料理がなくなっちゃうんです」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:12:34.80 ID:6YCCNHxX0
藍子「みんな、食べることが大好きなんですよね」

加蓮「誰かがお土産って持ってきた瞬間にすごい勢いで食らいつくもんね」

藍子「うわさでは、夜な夜なパンやパフェをめぐって血で血を洗う争いを……!」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:13:04.50 ID:6YCCNHxX0
<ちりんちりん

加蓮「でもよくそんなに食べられるよね。今日も、まず来てからお昼ごはんでしょ? 食後のデザート! とか言ってチーズケーキでしょ? 少ししたらパフェを私に押し付けつつぜんぶ食べていくし。で、今はタルト」

藍子「…………」モグモグゴクン
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:13:34.75 ID:6YCCNHxX0
加蓮「藍子が美味しそうに食べてるので私はお腹いっぱいでーす」

藍子「それ、私のセリフっ」

加蓮「二代目高森藍子を名乗れる日も近いかな?」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:14:04.54 ID:6YCCNHxX0
<ちりんちりん

加蓮「そういう馬鹿っぽいことって……馬鹿なんだけどさ。最近はそういうのもいいなって思うんだ」

藍子「…………?」モグモグ
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:14:34.52 ID:6YCCNHxX0
加蓮「テキトーに済ませるよりはさ、馬鹿っぽくても全力でやってる方がいいじゃん。そんで負けたら負けたって潔く言うの。グチグチ言うとかはカッコ悪いからパス。そんな感じのさ……なんかいいって思わない?」

藍子「スポーツ、みたいなのかな……?」

加蓮「そうかもね。スポーツかぁ。でも私は体力的にちょっと参加できそうにないし、やっぱ藍子と一緒に遠くから眺めてる方が私には合ってるかな」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:15:05.12 ID:6YCCNHxX0
<ちりんちりん

藍子「ごちそうさまでしたっ。あ、店員さん! タルト、すっごく美味しかったです!」

加蓮「タイミングを見計らって皿を下げに来るとは。藍子、これあれだよ。店員さんこっそり陰から私達の話を聞いてるよ。迂闊なこと言えないよ」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:15:35.83 ID:6YCCNHxX0
藍子「店員さん、私たちがここによく来ることは誰にも言ってないそうですから……店員さん、いつもありがとうございます。ここでのんびりしていられるのは、そのお陰かもしれませんっ♪」

加蓮「ちょっとー。私は? 私がいるからのんびりできてるんでしょー?」

藍子「もちろん、加蓮ちゃんにも。いつもありがとう、加蓮ちゃん♪」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:16:04.67 ID:6YCCNHxX0
<ちりんちりん

藍子「クールグループには何かないんですか?」

加蓮「んー?」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:16:34.81 ID:6YCCNHxX0
加蓮「それにシキフレコンビがどこまでホントなのか分からないような漫才トークでクールグループの子達が興味津々で――」

加蓮「って……そーいえばこの話、藍子も巻き込まれたってウワサになってるけど。どうなの? さっき言った4人は誰も知らないって言うんだけど」

藍子「実は、私もちょっぴりだけ」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:17:04.64 ID:6YCCNHxX0
加蓮「いやいやいやいやいやいや……いや、あのさ? 別の世界に行って魔法を使えたのってそんな些細なことじゃなくない!?」

藍子「言われてみれば……?」

加蓮「絶対そうだって!」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:17:34.77 ID:6YCCNHxX0
藍子「ううん。あっちの世界に行ってすぐに、傷ついた鳥さんの声が聞こえたんです。そうしたら、魔法が使えるかもって言ってもらえて」

加蓮「ふんふん……え? 魔法ってそんなんで使えるもんなの?」

藍子「やってみたら、できちゃいましたっ」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:19:04.83 ID:6YCCNHxX0
加蓮「今は魔法とか使えないんだよね? さすがに」

藍子「そうみたいなんですよ。残念……加蓮ちゃんやPさんにも使ってあげたかったなぁ。回復魔法を自分に使うと、すっごくあたたかい気持ちになるんですよ。こう、ほわんほわん♪ って!」

加蓮「あはは、なんとなくイメージ通りだ」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:19:34.90 ID:6YCCNHxX0
加蓮「今は魔法とか使えないんだよね? さすがに」

藍子「そうみたいなんですよ。残念……加蓮ちゃんやPさんにも使ってあげたかったなぁ。回復魔法を自分に使うと、すっごくあたたかい気持ちになるんですよ。こう、ほわんほわん♪ って!」

加蓮「あはは、なんとなくイメージ通りだ」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:20:34.79 ID:6YCCNHxX0
重複ミス失礼……。>>16はなかったことにしてください。


加蓮「そうそう。ま、それ以上は私からはやめとくー。うるさく言うのとか嫌いじゃないし、それに私だって今の話、続きが聞きたいって思っちゃったんだし」

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:21:04.79 ID:6YCCNHxX0
<ちりんちりん

藍子「そんな感じですっ。…………ん〜〜〜〜!」ノビ

加蓮「…………あっ、お、終わり?」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:21:34.98 ID:6YCCNHxX0
加蓮「……藍子!」

藍子「は、はいっ」

加蓮「連れてって!」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:22:04.85 ID:6YCCNHxX0
<ちりんちりん

藍子「加蓮ちゃん。お話、聞いてくれてありがとうございましたっ」

加蓮「改まってどしたの? いつものことなのに……んー、じゃあ、話してくれてありがとうございました?」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/07/24(日) 18:22:35.15 ID:6YCCNHxX0
藍子「もうっ。加蓮ちゃん。私、確かに加蓮ちゃんほど聡くはないですよ。たまに加蓮ちゃんのことを見逃したりしちゃいます。でも、簡単なことなら私にだって分かるんですからっ」

加蓮「そっか」

藍子「あ、すみませーんっ。店員さん。サンドイッチ、おひとつくださいっ!」
以下略



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