過去ログ - ペパロニ「アンチョビ姉さん、ちょっとカノジョになってもらっていいっすか?」
1- 20
2:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:04:56.56 ID:BPp2JQ9iO
*百合百合しい話にはしないつもりです。
*ただし、二人は潜在的なレズビアンです。


3:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:07:20.61 ID:BPp2JQ9iO
アンチョビ「卒業式を明日に控えて、今日は高校生活最後の日だ。思わず私もセンチメンタルになってしまう、人生で一度しかない特別な放課後。それが今という特別な時間なんだ!」

ペパロニ「姉さん! 私もなんだか切なくなっちゃいます!」

アンチョビ「そうかそうか、つまりはそういう夕方だ! お前が私を学園校舎の裏に呼び出したのは、そういう夕方なんだっ」
以下略



4:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:13:30.05 ID:BPp2JQ9iO
ペパロニ「姉さん、その言い方はちょっと、ひどくないっすか?」

アンチョビ「あん?」

ペパロニ「私は、真剣な気持ちなのに」
以下略



5:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:18:09.40 ID:BPp2JQ9iO
アンチョビ「いきなりそんな事いわれても、そりゃ冗談だろうと思うだろ……」

ペパロニ「今は、冗談なんかじゃ……ないっす……」

アンチョビ「そ、そっか……まぁだけど、お前のキモチは嬉しいんだけど、ただ……わかるだろ? 私達は女同志なんだし」
以下略



6:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:19:45.93 ID:BPp2JQ9iO
ペパロニ「へへん、遅い成長期のおかげで、身長も力も、今じゃ私の方が上なんすからね!」

アンチョビ「くっ……このっ……図体ばっかりでかくなりおって」

ペパロニ「とにかくいったん落ち着きましょうよ、ね、まぁベンチに座りましょ?」
以下略



7:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:20:53.96 ID:BPp2JQ9iO
アンチョビ「このあんぽんたん! お前はレズなのか? それとも私をおちょくってるだけか!?」

ペパロニ「レ、レズじゃないですし、おちょくってもないっすよぅ」

アンチョビ「じゃあ、『カノジョ』になれって、なんだ!」
以下略



8:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:22:08.86 ID:BPp2JQ9iO
ペパロニ「それだけじゃ、嫌っていうか。なんていうか……姉さんとの仲が途切れるのが、いやで」

アンチョビ「……む」

ペパロニ「だから、なんとかして、姉さんとつながっていたいっす」
以下略



9:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:23:37.69 ID:BPp2JQ9iO
ペパロニ「すんません」

アンチョビ「ていうか、嫌だ嫌だって、だだをこねてもどうしようもないじゃないか」

ペパロニ「いや、私はそうは思わないす」
以下略



10:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:24:26.55 ID:BPp2JQ9iO
ペパロニ「姉さん、こう言っちゃ失礼ですけど……」

アンチョビ「なんだよ」

ペパロニ「ぜんっぜん乙女心が分かってないっすよね……恋愛小説が大大大好きなくせに」
以下略



11:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:24:54.39 ID:BPp2JQ9iO
ペパロニ「じゃ、じゃあ『ごっこ遊び』ならどうすか?」

アンチョビ「ごっこ遊びぃ?」

ペパロニ「姉さんのことっすから、大学にいったらきっとすぐに彼氏ができちゃいますよ。だって姉さん、かわいいし、明るいし、元気だし……だからそれまでのごっこ遊びっす!」
以下略



12:KASA[saga]
2016/08/04(木) 22:25:23.17 ID:BPp2JQ9iO
アンチョビ「私のを一つお前にあげる。だからお前が今つけてる髪留めを、私にくれ。交換だ。……私だって他のやつとは、こんな事はしないんだからな」 シュルシュル

ペパロニ「……! う、嬉しいっす! けど姉さん、私の髪留め、ほんとただのヒモっすよ? バランス悪くないっすか……?」

アンチョビ「入学したら、最初のうちは大人しめなリボンにしようと思ってたし、いいんだ。もう片っぽもこれに合わせる」
以下略



39Res/27.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice