157:1 ◆sfGsB21laoBG[sage]
2016/08/09(火) 20:25:09.68 ID:Hr1jCc1H0
その表面には何かの紋章が付いているのが分かった。
イルカの紋章だ。
イルカ…?
158:1 ◆sfGsB21laoBG[sage]
2016/08/09(火) 20:26:33.70 ID:Hr1jCc1H0
とりあえず第二章は終わりです
少し疲れたので一旦ここできります
乙です
159:名無しNIPPER[sage]
2016/08/10(水) 01:47:18.25 ID:Ze0QKhQr0
乙
160:1 ◆sfGsB21laoBG
2016/08/11(木) 17:47:26.75 ID:Yv50vCTj0
続きを書き込みます
161:1 ◆sfGsB21laoBG
2016/08/11(木) 17:48:25.36 ID:Yv50vCTj0
第三章
海沿いの町 DAY2
162:1 ◆sfGsB21laoBG
2016/08/11(木) 17:50:40.25 ID:Yv50vCTj0
僕が奇妙な夢から目を覚ましたのは真夜中だった。
客間の布団で眠っていた僕は周りを見回す。
縁側には網戸だけが閉められており、外からリーン、リーンと鳴く虫の鳴き声が聞こえて来た。
布団から起き上がり縁側に立つと外からの月光が降り注いでいる。
163:1 ◆sfGsB21laoBG
2016/08/11(木) 17:51:45.04 ID:Yv50vCTj0
「…ねえ、ちょっと起きてくれないかな?」
尚もパンダが僕に話しかけてきた。
僕はかなりの迷いの後に、仕方なく卵を乗っける事に決めたんだ。
164:1 ◆sfGsB21laoBG
2016/08/11(木) 17:52:32.09 ID:Yv50vCTj0
彼の言葉に僕は頭を掻く。
マジか…参ったな…夢じゃねえんだ…。
「…じゃあ、いくよ」
「何が?」
165:1 ◆sfGsB21laoBG
2016/08/11(木) 17:53:18.22 ID:Yv50vCTj0
「どうしたあ!?」
別の客間に寝ていた叔父さんと叔母さんが慌てた様に僕の居る客間に入ってきた。僕も慌てて電気を付ける。
「パンダアアアアアアア!」
166:1 ◆sfGsB21laoBG
2016/08/11(木) 17:54:18.73 ID:Yv50vCTj0
叔母さんが欠伸をしながら僕に言った。
あれ…?消えた…?
僕が辺りを見回す。だが、パンダの痕跡は一切見当たらない。何もない。そこには空気があるのみ。
「…何、騒いでんだよ」
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