61:名無しNIPPER
2016/08/07(日) 13:32:17.68 ID:1/zk8vPV0
そう僕は思っていた。
だからおっちゃんを超えたかった。
あの日、あの時、あの瞬間。彼が黒い海に飛び込んだ背中を…僕は今でも追い続けていたのだった…。
「…ありがとうね」
奈緒がそう言って僕を見た。
「え?」
カラスの鳴き声が少しうるさい。
「…今年、無理言って来てくれて」
「…ああ。いや、別にお前は何も言ってねーじゃん」
僕は苦笑いを浮かべた。
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