過去ログ - 勇者「ほう、貴様が魔王か…よくぞ我が元へと辿り着いた。」
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◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/07(日) 23:47:53.24 ID:Ikbboa1aO
魔王「どんなに晴れた空だって、諦めなければいつかは必ず雨が降る。それに…色んな人の想いを俺は背負ってるからな。」
勇者「人の想い…ねぇ。」
以下略
3
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◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/07(日) 23:49:21.81 ID:Ikbboa1aO
魔王「ふざけるな、何が崇高な理念だ…!!お前はこの10年で自分のしてきた事がわかっているのかっ?!」
勇者「無論わかっている。国を治め、民を守り…法を整え、学問を広く知らしめた。全ては我が計画通り。」
以下略
4
:
◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/07(日) 23:50:12.51 ID:Ikbboa1aO
魔王「許せない…例えこの命に代えても、お前だけは倒してみせるっ!!」
勇者「勇ましい事だな。貴様のように強き心を持つ魔族など見た事もない…だからこそ、貴様のその鋼の意志が折れ、我が希望の前に改心する姿を想像するだけで胸が踊る。」
以下略
5
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◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/07(日) 23:51:27.10 ID:Ikbboa1aO
−−−
勇者「…想像以上にやるな。たかが魔族風情と侮った非礼を詫びよう。改心させるのもどうやら不可能なようだ。」
以下略
6
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名無しNIPPER
[sage]
2016/08/07(日) 23:51:45.47 ID:KJXuHHsTO
共産主義vs.資本主義
7
:
◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/07(日) 23:55:29.80 ID:Ikbboa1aO
魔王「町娘、まさかお前に助けられるなんてな…足がすくんで俺から逃げる事もできなかったくせに。ありがとう…お前と同じように、皆が苦しんで死んでいけるような世界を作ってみせるから…だから、もうちょっとだけ空の向こうから見守っていてくれ。」
勇者「ククク、泣かせる話じゃないか。だが強がりはやめておけ…今の攻撃を凌いだところで、貴様に勝機などありはしない。ほんの少し生き長らえただけだ…次の一撃で終わる。」
以下略
8
:
◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/07(日) 23:56:27.05 ID:Ikbboa1aO
−−−
村人「ま、魔王の声だ!!ひぃぃぃぃぃっ!!」
以下略
9
:
◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/07(日) 23:57:48.05 ID:Ikbboa1aO
−−−
魔王「…見えるか?この馬鹿でかい負のエネルギーの結晶…怒り、憎しみ、悲しみ、恐怖…世界中の闇を集めた天をも穿つ黒い瘴気が。」バチバチ
以下略
10
:
◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/07(日) 23:58:22.18 ID:Ikbboa1aO
魔王「…はぁっ、はぁっ…」
勇者「…」
以下略
11
:
◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/07(日) 23:58:51.31 ID:Ikbboa1aO
魔王「…」
魔王「…終わった。」
以下略
12
:
◆x.6zTnwIjo
[saga]
2016/08/08(月) 00:00:19.22 ID:rw4Oc28xO
−−−
母「ま、魔王っ!!お帰りなさい!」
以下略
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