過去ログ - 勇者「ほう、貴様が魔王か…よくぞ我が元へと辿り着いた。」
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31: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:16:21.34 ID:rw4Oc28xO

院長「ふふん、くだらん茶番は終わったかね?」

魔王「…あ?」ゴゴゴゴゴ

以下略



32:名無しNIPPER[sage]
2016/08/08(月) 01:17:38.41 ID:dw5+XwRko
勇者を倒すところまでは面白かった


33: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:19:42.61 ID:rw4Oc28xO

院長「…わ、わかるぞ!!私も世の為人の為と、必死に医術を学び…寝る間も惜しんで誰かを助ける事に生涯を捧げたつもりだ!!だが、その結果どうだ?!余りにも…余りにも救われないではないかっ!!」

母「!!」

以下略



34: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:21:08.56 ID:rw4Oc28xO

???「…ククク、正に絶体絶命といったところか。」

魔王「そ、その声は…まさか勇者っ?!」

以下略



35: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:21:46.23 ID:rw4Oc28xO

院長「ふ、ふざけおってぇ…!!」

母「キィィィィ!!まとめてなぶり殺しにしてくれるザマス!!」

以下略



36: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:22:36.65 ID:rw4Oc28xO

かつての仇敵である魔王と勇者の夢の共闘、そしてその魔王の母と平和の礎であったはずの院長という異色コンビ。
この戦闘は人間界での有史以来最大規模のものとなった。

世界を守る為に命を投げ売ってまで魔王サイドに加勢する者、面白半分で院長サイドに加勢する者、戦いに参加する事なくただその雌雄の決する時を待ち見守る者。
以下略



37: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:23:08.52 ID:rw4Oc28xO

手を取り合う老若男女…いがみ合っていたはずの両陣営さえ、気付けば肩を組み合い盃を交わしている。

魔王は思い出していた…病院に火を放った、かつての自らの許されざる過ちを。
院長もまた思い出していた…ただ純粋に人を救いたいという熱意だけで、がむしゃらに医者の道を志していた頃を。
以下略



38: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:24:16.70 ID:rw4Oc28xO

−−−

バンバンバンッ!!

以下略



39: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:28:47.87 ID:rw4Oc28xO
側近「人間界、魔界、竜界、妖精界、そして霊界…下界の者達にはこの五界しか知られていないが、実は上位には更なる世界が存在する…その1つこそが、ここ第6世界『破界』。そんな破界の君主たる破壊神様のお力を以てしても、たかが人間界ごときすら破滅へと導く事ができないなんて…何かがおかしい…」ブツブツ

破壊神「そんな解説臭い独り言を言っている場合かァ!!とにかく異常事態だ、人間界滅亡などほんの肩慣らしのつもりだったのにィ…ぐぬぬぬぬぬゥゥゥ!!」

側近「…破壊神様がもたらす破滅の因果を捻じ曲げてしまう程の力が、下界の者達にあるとはとても思えません。」
以下略



40: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:29:32.12 ID:rw4Oc28xO
側近「よくよく考えてみると、いつも歴史が不自然に動くタイミングにはある法則があります。とある出来事が起こる事により、唐突に争いは収まり歴史は平和へと歩み出す…その軸となるポイントは…」

破壊王「軸になる出来事…そうか、わかったぞォ!あのふざけた『宴』だっ!!」

???「…ピンポポーン。」ヌッ
以下略



41: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2016/08/08(月) 01:30:07.99 ID:rw4Oc28xO

破壊神「はァん?!宴会したいだけなら、宴会で世界が破滅するように仕向けりゃいいだろォが!!なんで宴会で平和にしちまうんだよ!!」

宴会神「わかってないなぁ…滅んじゃったらもう宴会も開けないだろろーん?宴会をたくさんしてもらう為には、ある程度の数の知的生命体を生存させ続けなければならないんだよよーん。」

以下略



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