過去ログ - ――――きっと、あの出会いは運命だった【モバマス】
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◆Rin.ODRFYM
[saga]
2016/08/10(水) 01:11:18.10 ID:itJi5WEx0
曲とほぼ同時に力強い歌い出し。
それと共に右手を天へと掲げ開いた掌を握りゆっくりと下ろす。
同じように今度はそれを両腕で行い、またしてもゆっくりと下ろす。
その直後、すぐさま左手を腰にあてがい、右手を右方向に突き出して人差し指で斜め上を示す。
このときまでは彼女はこの業界でそれなりに活動をしてきた子なんだろうな、と思っていた。
そう思わせるほどのオーラが彼女にはあったんだ。
しかし、そんなボクの勝手な先入観は数秒後に打ち砕かれることとなった。
振付がどんどん簡素なものになっていく。
片手はボクを握りしめ、もう一方の手で軽くリズムを取る程度だ。
あー、なるほど。分かった。この子、ダンスが苦手なんだ。
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