過去ログ - 子供「ツブアンおじさーん!」 ツブアンおじさん「おう」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/16(火) 12:10:54.52 ID:VDibV/ZW0
ツブアンおじさん「爆発は噴水のあたりで起こった。逃げ惑う群集の中、俺は黒く立ち上る煙の方へと駆け出した。なんでだろうな、何故だかその煙に惹かれるように走り出してたんだ。そこで俺は聞いた。ハヒフヘホー、と叫ぶ声を。そこで俺は見た。爆炎の中で高笑いをするヤツの姿を。俺とヤツとの出会いだ」

子供「…………」

ツブアンおじさん「ヤツと目が合った。どちらも動かない、動けない……そんな中、軍車両のサイレンが聞こえてきた。それを聞くや否や、ヤツは一目散に爆炎の中へと姿を消した……」
以下略



15:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/16(火) 12:12:51.86 ID:VDibV/ZW0
今日はここまでにしますー


16:名無しNIPPER[sage]
2016/08/16(火) 12:15:12.64 ID:gPz3lrPKo
おつ


17:名無しNIPPER[sage]
2016/08/16(火) 12:30:20.18 ID:imkE5OMAO
名作に連なってくれる事を期待する



18:名無しNIPPER[sage]
2016/08/16(火) 12:44:00.86 ID:a4e9D/NI0
いいね期待


19:名無しNIPPER[sage]
2016/08/16(火) 13:52:49.98 ID:+KdcsQVYO
>>13
そうそう
昔の高級品だった餡子を食べていたのが西の人、作った餡子を全部西に取られて残りカスを漉して食べてたのが東の人


20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/17(水) 10:26:18.06 ID:tt2ZQKAy0
ツブアンおじさん「俺は動かなかった。ヤツが消えていった先から目が離せなかった。何故かはわからねぇ、とにかく目が離せなかった。そのうち、軍が駆けつけてきた。俺は軍に連行された」

子供「えっ、どうして!?」

ツブアンおじさん「現場に居たからな。俺がやったんだと思ったんだ。間違えられて当然さ」
以下略



21:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/17(水) 10:38:09.72 ID:tt2ZQKAy0
ツブアンおじさん「親父は俺に色々聞きたかったみたいだが、俺は早々にベッドに潜り込んだ。頭にはヤツのことだけが浮かんだ………っと、悪ぃな、ションベンしてくる」

子供「あ、うん……」

ツブアンおじさん「暑くてたまらねぇや……」
以下略



22:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/17(水) 11:12:21.24 ID:tt2ZQKAy0
ツブアンおじさん「……フゥー………それから数日経ったある日、工場に数人の男が押し入ってきた。廃棄の連中だ。俺と親父は町へ買出しに行っていたので出くわすことはなかったがな。だが、中国女がやられた。帰ってきた俺等の目に飛び込んできたものは、引っかき回された工場と、ぼろきれのような女だけ。別に女に対してどうは思わなかった。工場のこともどうでもいい。だが、俺は町へ引き返し、廃棄の連中を探した。とにかく、腹がたった。三等映画のチンピラのような所業に腹がたったのかもしれない。とにかく、腹がたった。廃棄の人間を見つけては、俺の家を荒らしたのはどいつだと聞いた。中には逃げ出すヤツもいたし、殴りかかってくるヤツもいた。皆平等に殴りつけてやった」

ツブアンおじさん「十三人目を締め上げた時、そいつは自分のジーンズを濡らしながら、過激派の廃棄の溜まり場になっているコーヒースタンドの場所を吐いた。俺がその店のドアを開けると、中では集会のようなものが行われていて、そのうちの一人が、アイツだ、アイツがボスの面を見た奴だと叫んだ」

ツブアンおじさん「襲い掛かってきた。数は七人。そのうち三人がナイフを持っていた」
以下略



23:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/17(水) 11:43:37.60 ID:tt2ZQKAy0
今日はこれくらいでー


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