過去ログ - 響「ウラジオストクのヴェールヌイ」第10話〜最終話
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392: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/12/31(土) 01:17:56.37 ID:Pkz6ZCheo
潜水棲姫「コ……コノォォッ――――」


響「――――」スッ


 ダァン!


潜水棲姫「ッッ!?」


   放った砲弾が、海藻のような髪をかすめる。
   顔を狙ったのに、外してしまった。


響「…………」ダァン!

潜水棲姫「ビギッ――」

響「…………」ガコッ ガコッ

響「……っ……」ダァン!

潜水棲姫「ゲァッ、ァ、ァ――――」


   第二射。すぐさま装填して、第三射。
   今度は、青白い二の腕と太腿に当たる。

   頭や胸を撃ち抜きたいのに、なぜか狙いが定まらない。
   腕が震え、視界がにじんでいるせいだろうか。
   頭の中は、こんなにも落ち着いているのに。
 


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