過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「暑い日のカフェで」
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24:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:42:34.13 ID:XYNnJbeV0
加蓮「もったいぶってる訳じゃないよ。こう……説明がしにくいんだって。すっごく」

藍子「説明が難しい、ですか?」

加蓮「どう言えばいいのかな……ああ、でも間違えなく藍子の想像通りだよ」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:43:04.15 ID:XYNnJbeV0
藍子「あ、すみませーんっ。ええと……何にしましょう?」

加蓮「え? いや呼んだの藍子でしょ。んー、じゃあサンドイッチ」

藍子「それなら私も、同じ物で。お願いしますね、店員さん」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:43:34.20 ID:XYNnJbeV0
加蓮「……とりあえずほっぺたにトマトの汁がついてるよ。ほら」フキフキ

藍子「きゃっ。……あはは、ありがとうございます。ゆっくり食べなきゃ……」モグ

加蓮「でさ。それでこう……いつも通りなんだよね」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:44:04.34 ID:XYNnJbeV0
加蓮「それでもいつも通りなんだ。お仕事をもらって、レッスン頑張って、本番迎えて。ぜーんぶ、もう慣れたこと」

加蓮「――でも私が見た景色は、いつも通りなのに、ぜんぜんいつも通りじゃなかった」

加蓮「海と、夕焼けと……で、そこにいる水着の私とPさん」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:44:34.20 ID:XYNnJbeV0
藍子「ううん。加蓮ちゃん。すてきなお話を聞かせてくれて、ありがとうございます」

加蓮「えーなにそんな大げさな。そんな神妙な顔されたら私まで変な顔になっちゃうよ……」

加蓮「……また、いろんなところに行きたいなぁ。世界には、見たことも……想像もできない場所が、きっといっぱいあるんだろうし」
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:45:04.36 ID:XYNnJbeV0
□ ■ □ ■ □


加蓮「ふぁぁ……」

以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:45:34.31 ID:XYNnJbeV0
加蓮「ふふっ。しょーがない。優しい優しい藍子ちゃんがそこまで困るのならやめておいて差し上げよう」

藍子「ほっ」

加蓮「うむうむ」
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:46:04.31 ID:XYNnJbeV0
藍子「あ、でも、加蓮ちゃんが私の体になったら、自由に飛んだり走れたりするのかな?」

加蓮「それはー……どうなんだろ。いや、私の身体だって走れない訳じゃないんだよ? ……どうなんだろうねー。思いっきり走り続けてみたいような、そうでもないような」

藍子「Pさんに相談しちゃいましょうか」
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:46:34.44 ID:XYNnJbeV0
加蓮「藍子の身体になったらやってみたいことかぁ。他に何かあるかなー」

加蓮「…………」

加蓮「…………パフェを食べまくる」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:47:04.45 ID:XYNnJbeV0
加蓮「…………」

加蓮「……入れ替わった後のことは入れ替わった後に考えるってどゆこと?」

藍子「……さあ……?」


34:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:47:34.34 ID:XYNnJbeV0
□ ■ □ ■ □


加蓮「帰ろっか」

以下略



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