過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「暑い日のカフェで」
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17:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:39:04.01 ID:XYNnJbeV0
藍子「確か、ここから電車で3駅行ったところのカフェに、夏限定でスイカを置いてあるところがあるんですっ」

加蓮「あるの!? カフェに!?」

藍子「あるんです!」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:39:33.95 ID:XYNnJbeV0
藍子「行ってみますか? スイカのあるカフェ」

加蓮「ちょっと今日は暑すぎるからパス。着いた時にはぐったりなって帰れなくなっちゃうよ」

加蓮「……っていうか駅に行くだけでもダウンしちゃうかも」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:40:03.96 ID:XYNnJbeV0
藍子「夜はお布団に入って、明日は何をしようかな? って考えていたら、いつの間にか寝ちゃってて」

加蓮「私も疲れてる時はすぐ寝ちゃう。でもクーラーはいる」

藍子「冷やし過ぎたら風邪を引いちゃいそうで……」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:40:33.95 ID:XYNnJbeV0
加蓮「あとさ、ホテルの中ってなんか歩いてみたくならない?」

藍子「ホテルの中、ですか?」

加蓮「うん。あー、歩くって言うより眺めたくなる感じかも」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:41:04.12 ID:XYNnJbeV0
藍子「…………ふふっ♪」

加蓮「?」

藍子「ううん。加蓮ちゃんにもお散歩の楽しさが分かってもらえて嬉しくて!」
以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:41:34.12 ID:XYNnJbeV0
□ ■ □ ■ □


藍子「そういえば私、加蓮ちゃんに聞こうって決めていたんでした」

以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:42:04.11 ID:XYNnJbeV0
加蓮「…………そっちかぁ」

藍子「そっちですっ」

加蓮「答えるのが嫌だ、って言ったら」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:42:34.13 ID:XYNnJbeV0
加蓮「もったいぶってる訳じゃないよ。こう……説明がしにくいんだって。すっごく」

藍子「説明が難しい、ですか?」

加蓮「どう言えばいいのかな……ああ、でも間違えなく藍子の想像通りだよ」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:43:04.15 ID:XYNnJbeV0
藍子「あ、すみませーんっ。ええと……何にしましょう?」

加蓮「え? いや呼んだの藍子でしょ。んー、じゃあサンドイッチ」

藍子「それなら私も、同じ物で。お願いしますね、店員さん」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:43:34.20 ID:XYNnJbeV0
加蓮「……とりあえずほっぺたにトマトの汁がついてるよ。ほら」フキフキ

藍子「きゃっ。……あはは、ありがとうございます。ゆっくり食べなきゃ……」モグ

加蓮「でさ。それでこう……いつも通りなんだよね」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:44:04.34 ID:XYNnJbeV0
加蓮「それでもいつも通りなんだ。お仕事をもらって、レッスン頑張って、本番迎えて。ぜーんぶ、もう慣れたこと」

加蓮「――でも私が見た景色は、いつも通りなのに、ぜんぜんいつも通りじゃなかった」

加蓮「海と、夕焼けと……で、そこにいる水着の私とPさん」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:44:34.20 ID:XYNnJbeV0
藍子「ううん。加蓮ちゃん。すてきなお話を聞かせてくれて、ありがとうございます」

加蓮「えーなにそんな大げさな。そんな神妙な顔されたら私まで変な顔になっちゃうよ……」

加蓮「……また、いろんなところに行きたいなぁ。世界には、見たことも……想像もできない場所が、きっといっぱいあるんだろうし」
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:45:04.36 ID:XYNnJbeV0
□ ■ □ ■ □


加蓮「ふぁぁ……」

以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:45:34.31 ID:XYNnJbeV0
加蓮「ふふっ。しょーがない。優しい優しい藍子ちゃんがそこまで困るのならやめておいて差し上げよう」

藍子「ほっ」

加蓮「うむうむ」
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:46:04.31 ID:XYNnJbeV0
藍子「あ、でも、加蓮ちゃんが私の体になったら、自由に飛んだり走れたりするのかな?」

加蓮「それはー……どうなんだろ。いや、私の身体だって走れない訳じゃないんだよ? ……どうなんだろうねー。思いっきり走り続けてみたいような、そうでもないような」

藍子「Pさんに相談しちゃいましょうか」
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:46:34.44 ID:XYNnJbeV0
加蓮「藍子の身体になったらやってみたいことかぁ。他に何かあるかなー」

加蓮「…………」

加蓮「…………パフェを食べまくる」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:47:04.45 ID:XYNnJbeV0
加蓮「…………」

加蓮「……入れ替わった後のことは入れ替わった後に考えるってどゆこと?」

藍子「……さあ……?」


34:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:47:34.34 ID:XYNnJbeV0
□ ■ □ ■ □


加蓮「帰ろっか」

以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:48:04.72 ID:XYNnJbeV0
加蓮「でもこのお店から見る夕焼けは……もう見慣れちゃった」

藍子「あはっ。やっぱりですか?」

加蓮「でも見飽きないよ。藍子の顔だって、ずっと見てるけど飽きないし。きっと同じだよ」
以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2016/08/22(月) 18:48:34.46 ID:XYNnJbeV0


おしまい。
読んでいただき、ありがとうございました。

以下略



37:名無しNIPPER[sage]
2016/08/22(月) 22:41:32.93 ID:aJrhjXP5o
あら向日葵、残念

乙ですん


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