過去ログ - アンパンマン「ばいきんまんはもういない」
↓
1-
覧
板
20
31
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[sage]
2016/08/23(火) 15:53:08.98 ID:Yu37ZZYbO
さっきの仕返しをするように、ホラーマンがいぶかしげに二人にたずねる。
「ホントにこんなところの先に、学校なんてあるんですかね〜。怪しいですね〜」
「ならお前はここに残ればいいだろ」
「そうですね。危ない動物もいないですし大丈夫でしょう」
「……もしかしてお二人ともわたくしのこと、お嫌い?」
ホラーマンのしょげる声を聞いて、カレーパンマンは困ったように笑いながら言った。
「好きとか嫌いとか、そういうことじゃねぇよ。
ただ、この島のことはあんまり知られたくねぇなって」
「ええ、アンパンマンにもずっと秘密にしてきましたからね」
「ぼくにも秘密に……?」
「ああ……まぁ、ちょっとばかしいわくつきな場所なんだ。
とにかく、俺たちについてこいよ」
カレーパンマンはそうぼくたちに促すと、しょくぱんまんと共に先頭を歩き出した。
ぼくはホラーマンと並んで、森の奥の方へと進んでいく。
あるところまで歩くと、枝のあちこちにランタンが吊るされるようになって、足元が見えるようになった。
さらにもうしばらく進むと、大きな広場に出た。
地面はレンガで覆われて、オレンジ色に光るランタンが乗った街灯が立ち、石の柱のような物が辺りに立てられていた。
空は相変わらず木の枝や葉っぱに覆われているので、明かりは街灯に頼っているようだ。
ぼくは石の柱について、二人にたずねた。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
107Res/140.59 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - アンパンマン「ばいきんまんはもういない」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1471932457/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice