過去ログ - アンパンマン「ばいきんまんはもういない」
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83:オータ ◆aTPuZgTcsQ[sage]
2016/08/23(火) 17:09:35.08 ID:Yu37ZZYbO

「アンパンマン!ぼくたちも心配だったよー!」

「アンアーン!」


チーズも、クリームパンダちゃんと一緒にぼくにしがみついている。
その体温が温かくて、ぼくはまた泣き出してしまった。


「おいおい、なんだよ!なんで泣くんだよ!」

「……もしかして、ばいきんまんになにかされたんですか?」

「えー!?ばいきんまんがアンパンマンを泣かせたの!?」

「グルルル……ウーッワン!」


心配してくれるみんなに、ぼくは首を横に振って、かすれてしまった声で言った。


「ぼく、みんなのこと愛してる。愛してくれてありがとう……!」

「は……はぁー!?」


カレーパンマンが一際大きな声をあげて、ぼくを見た。
クリームパンダちゃんも、チーズも顔を真っ赤にしてぼくを見ている。
しょくぱんまんだけは平気な顔していた。


「アンパンマン、あなたもついに愛を叫べるようになったのですね。
さぁ、私と一緒に歌いましょう。愛の歌を!」


しょくぱんまんが決めポーズを作った時には、すでにぼくはそこにいなかった。
ぼくは、ジャムおじさんとバタコさんの方に近づいた。


「どうしたんだい?アンパンマン……」

「ジャムおじさん……バタコさん……」


ぼくは二人にも抱きついて、泣き崩れてしまう。


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