353:名無しNIPPER[sage]
2016/12/24(土) 23:03:36.72 ID:WWyYrHcfo
酒飲みながら読んでは更新待つ間に、挟まれるエピソードのSSを読み返してる
一つ一つの切り取られた時間は輝かしく喜ばしいものであっても
その先にも時間が続いていくことでなぜこんな泣きそうな気持ちになるんだろうなあ
ちょうどボウモア飲んでて嬉しくなった
354:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 23:11:43.81 ID:ckQ0GSngo
CDを丁寧に鞄へ戻しながら、彼が笑う。
「契約書へサインする時の表情を見せてやりたかったよ」
355:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 23:19:14.59 ID:ckQ0GSngo
「結構さ、酷い事言っちゃったんだよね。飛鳥ちゃんに」
356:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 23:24:20.53 ID:ckQ0GSngo
「飛鳥ちゃんなら多分、そっちにも言ってるでしょ。『進みたければもっと走れ』、って」
「……クロノスに容赦は無いわ」
(時間が無いって、この事だったんだね)
357:名無しNIPPER[sage]
2016/12/24(土) 23:25:39.06 ID:ckQ0GSngo
(ボウモア、良いよね)
358:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 23:29:47.54 ID:ckQ0GSngo
【21歳 / 冬】
359:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 23:40:48.63 ID:ckQ0GSngo
「絶零の吐息……」
(寒ーい……)
360:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 23:45:13.80 ID:ckQ0GSngo
珍しく静かな夜だった。
凍て付く風は凪ぎ、女子寮はいつもの喧噪を忘れたように眠りこけている。
ただ二人と一匹の会話だけが、冷たい静寂を震わせていた。
361:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 23:50:38.17 ID:ckQ0GSngo
蘭子の胸元からグリフォンが飛び出して、アーニャの元へ駆け寄った。
撫でるような声で鳴き、コートに包まれた彼女の腕をかりかりと引っ掻く。
「ダメだよ、グリフォン。アーニャちゃんは、もう決めたの」
362:名無しNIPPER[saga]
2016/12/24(土) 23:57:39.93 ID:ckQ0GSngo
「признаваться」
「……え? プリズナヴァーツァ……って、何だっけ」
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