4:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:37:37.26 ID:MJwQNYFp0
森の中にいた。うっそうと茂った木々。ちょっと陰鬱な雰囲気。
昼間のようだが木立の陰で暗く感じる。
俺は何故か羽美ちゃんになっていた。
羽美ちゃんって誰かって?
5:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:38:42.19 ID:MJwQNYFp0
すると、森の奥に駅のホームがあった。かなり田舎のようで、無人の駅だ。改札などなくそのまま中に入れてしまう。
駅には電車が止まっていた。
姿は見えなかったのだが、電車の中では改蔵たちがいて、彼らが自分が来るのを待っていたのだと羽美ちゃんは知っていた。
6:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:39:11.86 ID:MJwQNYFp0
ここで再び、場面が転換する。
7:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:40:24.36 ID:MJwQNYFp0
夜になっていた。
そして視界は奥深い森の中から急に都会に変化していた。
俺は凄く高い所から眼下を見下ろしている。
8:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:41:47.16 ID:MJwQNYFp0
二人とも仰向けで、縦に並んでいた。お互いに、相手に足を向けて寝ころんでいて、アレが連結しているような状態ではなかった。
二人の男の姿形が全く同じで、グルグル眼鏡のハゲ親父だった。
9:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:43:00.69 ID:MJwQNYFp0
ここでみたび、場面が転換する。
10:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:44:34.30 ID:MJwQNYFp0
目を開けると、再び自分の部屋の中だった。明かりは点けっぱなしになっている。
やはり窓は全開でかなり涼しい。いや、肌寒いくらい。
なんとなく、部屋の戸を開ける。本当の部屋では開き戸なのだが、なぜか引き戸になっていた。
11:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:45:57.52 ID:MJwQNYFp0
手を挟みそうになった瞬間。急にかかっていた力はなくなり、戸は閉まる直前で静止した。
俺は再び戸を開けた。
戸の前にはやはり誰もいない。
12:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:47:18.62 ID:MJwQNYFp0
動けない。
動けない。
動けない。
13:名無しNIPPER[saga]
2016/08/28(日) 04:48:16.07 ID:MJwQNYFp0
『何か』は全体にぼやけた白いものだった。
よくよく見ると、白い服のようだ。
これ、たぶん死に装束。
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