36:名無しNIPPER[saga]
2016/09/01(木) 19:47:06.88 ID:zsoczlY00
―――
果南「…寝ちゃった?」
鞠莉「…みたい。」
小さな声で呟くと、隣の鞠莉から返事が返ってきた。もう一度、ダイヤが起きてないか確認して――
果南「…っはあーーーー…。」
鞠莉「…っふうーーーー…。」
かなまり「「びっくりしたぁ……。」」
果南「何か悩んでるとは思ったけど、ここまでとは…。」
本当に驚いた。ダイヤが大泣きするところなんて、いつから見ていないだろう。
鞠莉「でも、肝心なこと、聞けなかったね。」
果南「…そうだね。」
鞠莉の言葉に、はっとする。
そうだ、自分たちはまだダイヤの何にも理解できていない。だから。
果南「ね、今日鞠莉んち泊めてもらってもいい?ダイヤも一緒に。」
鞠莉「Oh!Nice ideaだね!たーっぷり話、聞かなきゃ。」
果南「そうだね…。あのさ、私たち、あれだけ一緒にいたのに、全然話してこなかったんだね。」
鞠莉「ふふっ、3人とも似た者同士ね。ね、果南。今年はいっぱい話せるかな。お互いのこと。」
果南「大丈夫だよ、きっと。何があっても。」
果南「でもとりあえず今は、この寝顔を…。」
鞠莉「しばらく2人の待ち受けね!」
穏やかな顔で眠るダイヤに、2人でいろいろいたずらしてみたり。
身じろぎするダイヤにびくっと反応してしまって、お互い声を殺して笑いあったり。
ずきずきするほど甘い時間だったと思う。
64Res/62.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。