8:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 18:15:40.76 ID:UKdWgJlR0
一瞬、何を言っているのか本当に分からなかった。
凍り付いた様な静寂が辺りに漂う。
でも、それも一瞬。
「う〜ん……流石にそのジョークは笑えないわ」
「最低ですね」
困った様子のケイさんに続いて、アリサさんが不愉快そうに顔を歪める。
ナオミさんに至っては銃があれば今すぐにでも発砲しそうな剣幕で睨んでいる。
しかし、役人さんは全く気にした様子もなく視線だけを背後に向けると、
「後は、君の好きにしたまえ」
そう言って舞台袖へと消えていった。
訳が分からないまま、私達の視線は先ほどまで役人さんが立っていた場所に再び集まる。
そこに立っていたのは、私達のよく知る人物だった。
201Res/215.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。