7:名無しNIPPER[saga]
2016/09/04(日) 02:16:56.54 ID:UKdWgJlR0
「先ずは突然のお呼び立てに応じて頂き、感謝の意を」
平坦な口調で、文科省の人は言う。
「Hey! ハンバーガーショップの一つもないこんな場所に呼び出して、一体何の話をするっていうの? 皆でキャンプって雰囲気でもないんでしょ?」
「用件を記載していなかったのは書類の不備という訳ではないでしょう」
ケイさんの言葉に続いて、ノンナさんの声が会場に響く。
「なに、用件というのはそれほど難しい話ではありません」
「もったいぶってないでさっさと言いなさいよ! 貴重なカチューシャの時間を無駄にしないで!」
「同士カチューシャ。朝早くに起こされたからってイライラしないで下さい」
「い、イライラしてなんてないわよ!」
カチューシャさんが大声を出しても、役人さんは顔色一つ変えずに黙っている。
誰もが不審に思っていると、
「それでは簡潔に述べましょうか」
役人さんは右手で眼鏡を掛け直すと、
「皆さんにはこれから死んでもらいます」
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