過去ログ - ちひろ「お疲れさまでした、プロデューサーさん」
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10:名無しNIPPER[saga]
2016/09/05(月) 19:20:35.72 ID:bWNtJ/Vx0
クラリス「美優さんからご懐妊の相談を持ち掛けられたときはどうなるかと思いましたが、よくぞご決断されましたね、P様。コウノトリ正教の修道女としてお二人を祝福いたしますわ」

美優「ありがとうございます、クラリスさん。あなたに相談してよかった……!」

クラリス「いえ、これも主の思し召しでしょう。結婚式はぜひ当教会で」

美優「はい、必ず!」

のあ「待ちなさい」

P「のあさん!?」

のあ「届け物よ。謹んで受け取りなさい」

P「これは……そ、そんな……封蝋に刻まれたキャベツの印璽……こ、これはまさか……!」

のあ「そう。それはキャベツ修道会からの妊娠通知書よ」

P「ま、待ってください! 妊娠通知書って……こんなに分厚いんですか!? 契約書でも入ってるんですか?」

のあ「私は修道会の配達人でしかないから、中身は知らないわ。けれど、そうね……その厚みだと、三十人くらいいるんじゃないかしら」

P「」

美優「……そんな、私というものがありながら、う、浮気なんて……ひどい!」

クラリス「P様、見損ないました。かくなる上は仕方ありません――聖ガブリエルの名に誓い、全ての不貞に鉄槌を」

のあ「させないわ、クラリス」

クラリス「どいてくださいまし、のあ様。これはコウノトリ正教の権威執行なのです。一夫一妻においてこそ健全な魂が育まれるというもの。P様には物理的教育指導が必要なのです。キャベツ修道会とはいえ邪魔立ては許しません」

のあ「いい男がたくさん子供を作って何が悪いのかしら。だいたいあなたたちは狭量なのよ。優秀な遺伝子をより多く残すことは種として当然の選択だと思わないの?」

クラリス「それは畜生の理論です。血と肉と骨に魂を備えた人間には、従うべき倫理があるのです。それを忘れてはただの動物ではありませんか」

のあ「それが思い上がりだといっているのよ。前頭葉がいくら肥大化しようと人間は所詮動物。あなたもそうなんでしょう、クラリス。素直になればいいのよ。コウノトリ正教なんて捨てて、キャベツ修道会に鞍替えしたらどう? 今なら口添えくらいしてあげるわ」

クラリス「……細切れにしてザワークラフトにして差し上げますわ」

のあ「いいわ、来なさい。あなたの目の前で、その信仰心を焼き鳥にしてあげる」



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