104:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 00:46:37.80 ID:9HsUO1L+0
凛「スーツ……防御性能……」
西「そーそー、そのスーツは防御力も半端ねーんだよ」
凛「…………はぁ〜〜〜〜っ」
ようやく実感できた。
私は撃たれたけど無事だった。
このスーツのおかげで。
西「お前、運も滅茶苦茶良いな。普通だったらあの時点でスーツを着てる奴なんて持ち帰ってる奴くらいだからな」
運が良かった。
本当にそうだ。このスーツを着ていなかったら。
凛「……あのまま頭が吹き飛んでた」
西「ん? スーツを着てなかったらってことか? そりゃ、吹っ飛んで愉快なオブジェになってただろーな……」
西「!! おい、早くこっちに来い。転送されてきたぞ」
少し離れた場所に、玄野さんの顔だけが浮かび上がっていた。
その場所とは逆方向に早足で駆けて行く西。
西「おい!! 早くしろッ!!」
私は少しだけ悩んだが、西の後を追った。
話もしたくないと思っていたが、さっきまでのあの恐怖で思考がまだ停止しているのかもしれない。
私は玄野さんとは別方向に駆け出した。
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