323:名無しNIPPER[saga]
2016/09/24(土) 11:48:31.36 ID:SW7pyD5d0
そうやってしばらくすると、階下から大勢の人の声が聞こえてきた。
「生徒の避難は完了しているのか!?」
「安全装置解除しておけ!! 犯人がいつ現れるか分からんぞ!!」
「次の階だ!! 右だ右!!」
私は立ち上がって階段の下を覗き込むと、警官が10人近く上ってきているのが見えた。
凛「っ!」
この場で見つかるのはまずい。
そう思い、私は透明化を起動して姿を消す。
玄野「……あッ、おい」
「! 生徒です! まだ避難をしていない生徒がいました!」
「おい! きみっ! こっちに来なさい!!」
私はそのまま階段を登り、屋上に出てさっきの女の子の様子を見に行く。
女の子はさっきの位置でしゃがみこみ震え続けていた。
おそらく後は警察が見つけて保護してくれるだろう。
そう思い、私は屋上から跳び、そのまま玄野の学校を後にした。
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