324:名無しNIPPER[saga]
2016/09/24(土) 11:49:53.50 ID:SW7pyD5d0
あれから二日、あの日の事は大事件となっており、連日ニュースになっていた。
白昼堂々、学校に押し入り生徒を数十人殺害した犯人は、煙のように消えて今だ見つかっていないと報道されている。
こうやってニュースを見るたびに考えてしまう。
これが私の学校だったら、これが私の身の回りで起きた出来事だったら。
そのたびに寒気が走り、最悪の気分になってしまう。
凛「……アイツ、クラスメイト、友達も、殺されたんだよね……」
最後に見た玄野姿は壁に寄りかかって項垂れるように頭を下げていた。
私が玄野の立場だったら、多分ものすごいショックを受けるだろう……。
お父さんやお母さんが殺されてしまったら、もう……。
そうやって殺す殺されると考えていると、ふと頭をよぎる。
凛「……私、宇宙人を殺しまくってるけど、あの宇宙人たちも家族とか友達とかいたのかな」
そんな事を考えたら、心のどこかにちくりと痛みが走る。
凛「チビは同胞同胞って言ってた……私の殺した3匹もみんな同じ姿だった……もしかしたら家族だったのかも……」
ほんの少しの痛みは、私の心に何かを残す。
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