640:名無しNIPPER[saga]
2016/10/12(水) 02:06:44.06 ID:7XPbvnAh0
凛「ふっ……ははは……」
両手の剣で数体の黒服を輪切りにして、身体を回転させて剣を横に立て剣の腹で黒服の切った身体を別の黒服たちに向け打ち込む。
凛「はははははは! あははははははははは!!」
黒服たちの身体は血を巻き散らしながら、生きている黒服に向かって高速で飛んでいく。
それを防いだ黒服は、いつの間にか天井に足を差し込んで張り付いていた凛にロックオンされて全身を閃光で焼かれて死んだ。
凛「もっと!! もっとぉ!!」
その場に生き残っている黒服はすでに10人となっていた。
「な、なんだ、これ……」
「……お、おい、上だ」
「何だアレ……天井を……壁を歩いてくるぞ……」
天井から歩いてくる凛。
右足を差し込んだ天井から抜いて左足を差し込み、それを繰り返し重力を無視して壁を歩き出す。
両手の剣の血を飛ばしながら徐々にスピードを上げて壁を走りだす。
ズン、ズン、ズンという鈍い足音が、激しい音に変化し壁を破壊しながら黒服たちに襲い掛かり、全員を無造作に引きちぎり、両手に掴んだ最後の黒服を地面に叩きつけ押しつぶし破裂させた。
凛「あッ……はァッ……ンッ……」
その場で少しだけ、震える凛。
それもつかの間、凛は再び壁を走り、天窓をぶち破り外に飛び出していった。
その場に残ったのは黒服の無残な死体と一部始終を見た和泉と風。
風「なん……やね……アレは……」
和泉「…………」
和泉はいつの間にか手に持った銃を落としていた自分に気付き、荒々しげに壁を殴りその場を去った。
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